キルギス女一人旅。初っ端から付きまとわれて大変だった。
はよにちばんは!Nijiです♪元気にやってますか。
今回は、2024年3月末にしたキルギス旅行について振り返ろうと思います。最近キルギス旅行のYouTube動画の編集をしていて、キルギスでのインターンシップの申し込みもしているところなので、頭の中でキルギスでいっぱいです。「キルギスの食べ物」や「首都ビシュケクでおさえるべき観光地」、「キルギスの伝統的な刺繍とファッションの魅力」など、キルギス旅行については話すことがたくさんあるので、また別の記事も作ろうと思います。この記事は、キルギスの空港に着いた途端に現地人男性にしつこく付きまとわれた話メインになります。
嫌な予感...
キルギスには、空港が3つあると言われていますが、私は主にビシュケクを観光したかったので、ビシュケクに最も近いマナス国際空港に上陸いたしました。不安な入国審査も無事に終わり、高校生のころから憧れていたキルギス共和国に、ついに上陸できたんだなという嬉しい気持ちで出口を出ました。すると、「タクシー、タクシー」と叫ぶ男性たちだらけ。海外旅行はたくさんしてきましたが、内向的な性格なので、こういうのは本当に苦手。なるべく目立たないように、下を向いて早歩きをして通り抜けようとしました。早く静かな場所でひとりになりたかった。
若い女はいいカモ
しかし、いいカモがいると思ったのか、とてつもなくしつこい中年男性に捕まってしまった...若い女一人だから、いいカモだと思われたのかもしれません。無視して壁に寄ってスマホを見ても、まだ話しかけてくる。「タクシー」、「SIMカード」と言ってきます。街まではタクシーで行こうとは思っていなかったが、SIMカードは確かに必要だということで、「タクシー」の部分は無視し、SIMカードにだけ反応を示すことにしました。すると、別の男(SIMカード屋)に連れていかれ、5GBで450円ほどのSIMカードを進められました。とても安かったので、まあいいだろうと思い、それを契約。勿論使えました。
怖くて40分間トイレから出られない
それで話は終わりではなく、ここからがしつこい。しつこすぎる。見習いたいほどのしつこさでした。SIMカードを買った後も、タクシーの勧誘は止まりませんでした。「ホテルの住所は?」とか「安いタクシーがある」と、とにかくしつこい。スーツケースを持たれ、駐車場のタクシーまで連れていかれました。すると、その車の後部座席には、知らない男が乗っていました。もう一人いるとか、聞いていない。強引にスーツケースを持ち車に連れ込んだこと、知らない男が車に乗っていたこと、異様にしつこいことなど、直感的に怖くなり、車から降りて走って逃げだすことにしました。とりあえず空港のトイレに入れば一人になれるだろうと思い、トイレめがけて走り続けました。が、駐車場から空港に入るまで結構な距離があり、途中で見つかってしまいました。それでも走り続けて、無事空港に入ることができました。マナス国際空港は空港に入る際に荷物検査があり、荷物をスキャナーに通している時は、男たちが追いかけてこないかヒヤヒヤ。久しぶりにこんなに冷や汗が出ました。とりあえずトイレに入ることができ、途方に暮れて少しの間経ち尽くしました。トイレからは40分くらい出てこられなかったと思います。SIMカードの設定をしてタクシーを呼ぼうとしたり、母に電話して起こったことを話したりしました。
勇気を振り絞って問題解決
もう40分経ったからさすがにあいつらも諦めただろうと思い、外に出てみると...まだいました。しかもトイレの前に。一人の客、しかも外国人の若い女性を捕まえるためだけに1時間も時間を費やして必死で追いかけていることに呆れ、怒りと笑いが同時に出てきました。目も合わせずに、"Мне не интересно! (ロシア語で「興味ないから!」)"の一点張りで歩き続けました。怒った様子でまだ何か言ってきましたが、無視し続けると、向こうも諦めて、他の客の狩りへと切り替えたようです。そのまま、首都ビシュケクまで行くマルシュルートカ(乗り合いバス)の380番めがけて前進し続けました。トイレでの40分間で、タクシーを予約しようとしましたが、「元々マルシュルートカを使う予定だったのに、あんな奴らのせいで怖いからといって予定を変えて、タクシーに乗る必要はないし、高いお金を払う必要もない!」と思った(マルシュルートカよりタクシーの方が高い)ので、その時タクシーは予約せず、「動じずにマルシュルートカでビシュケクまで行ってやるぞ!」と決めたのでした。
結局キルギスって危ない国?
このように長々と、付きまとわれたことを記すと「キルギスって相当危ないんだろうな」という印象を持たれるかと思いますが、そんなことはありません。ビシュケク市内では一度も危険な目に遭ったことがなく、一人でも快適に過ごせました。ただ、空港では特に気を付けてください。外国人だと分かると、タクシーやSIMカードといったビジネスのかもにされます。非常にしつこいので不快です。特に、私のように一人でいる女性は気を付けましょう。渡航前、このような話は一切聞いたことがなかったので身構えていませんでしたが、旅の始めから不快な思いをしなくて済むように、現地人の知り合いに迎えに来てもらうことや、前もってタクシーを手配しておくなど、できることはしておきましょう。
これからも私の好きな国キルギスについて発信し続けます!
私の好きな国キルギスについての最初の記事が、ネガティブなものになってしまいましたが、次回からはキルギスの魅力について語っていくので、ぜひそちらもお楽しみください!多くの日本人からすると未知の国キルギス共和国の魅力をご覧あれ。フォローといいねで応援してくださると励みになりますのでよろしくお願いします!
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