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ショックで凍りついていた私の心を溶かし始めたかもしれないもの

新年のご挨拶、遅くなりました。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、1月5日に「ワンセルフカード」の「新年を寿ぐカードワーク」にオンラインで参加しました。

私がクライアントさんのお話を伺う時に使っているツールの1つ、「ワンセルフカード」を使ったワークを、有資格者がオンラインで集って体験しました。

ワンセルフカード。漢字一文字とメッセージが心に響きます。

まずは去年の今頃、お正月の頃の自分を思い出し、その頃の自分にプレゼントするということでカードを引きました。

私は一年前はまだワンセルフカードに出会っていなかったんだなぁ、と思いつつ、カードを見ないで直感で一枚。

「流」のカードが出ました。

ここで、主催者の方から「寿ぐ」という言葉についての説明がありました。
「寿ぐ」とは「祝ってほめたたえる」という意味を含むということ。
希望にあふれる素敵な言葉ですね。

それを踏まえて、2枚目のカードを引いて、1枚目のカードとつなげて「2024年を寿ぐ言葉、文章を紡いでみよう」ということになりました。

「その前に」、ということで、主催者の方が、「暮しの手帖」に掲載されていた、「寿ぐ」という言葉についての詩のようなものを読み上げてくださいました。

それを聞いていた頃から、何だか泣きそうになっていた私ですが・・・

「さあ、では、2枚目のカードを選んでください。絵柄を見ないで引いても、見て選んでもいいですよ」

となり、「今回は見て選ぼう」と決めた私は、カードを順番に眺めていました。
その中で、ふと目に留まったカードがありました。

それは、
「縁」のカードでした。

美しい水色の中に、赤紫の花などが描かれたカード。
そして、添えられたメッセージは・・・

究極の人生操縦方法は2つ
縁を大切にする
そして、別れが来ても悲しまない

でした。

去年の10月、30年ほど大好きだった歌手の谷村新司さんが旅立たれ、自分でも驚くほどショックで立ち直れずにいた私は、このカードのメッセージに感情が揺さぶられました。

ヤバい・・・涙が止まらなくなっちゃう。

それでも、何とか1枚目のカードとつなげた「2024年を寿ぐ文章」は作れました。

さて、その直後に、その文章を二人ずつのグループに分かれてシェアしましょう、ということで「ブレイクアウトルーム」機能でお部屋が分割されました。
すると、偶然にも、私にワンセルフカード認定講座をしてくれた先生と同じお部屋になりました。

そこで「心許せる相手」と感じたせいか、もう私の涙腺は一気に崩壊。
お部屋に分かれた瞬間に私が泣いていたから、先生も驚かれたことと思います。
でも、そこはさすが先生。「何か思い出したことがありましたか?」と優しく問いかけてくださいました。

やっとの思いで「30年ぐらい谷村新司さんが大好きだったので・・・」と告げると、「大切な人を亡くした喪失感は、簡単にはなくならないから、ゆっくりでいいと思いますよ」と温かく包み込むようなお声がけ。
結局、その優しさにまた涙が止まらなくなり、私の「2024年を寿ぐ言葉」のシェアはできずに、メインセッションに戻ることに。

何とか態勢を整え、メインセッションでのシェアの時には、

「大いなる『流れ』の中で見つけた『縁』を大切にして、素敵な人生を紡ぐ」

という、2枚のカードをつなげた文章を発表することができました。

さて。
こんなに感情が動くワンセルフカードって、すごいですね。

私、無意識に谷村さんのこと、我慢していたみたいです。歌を聴いて涙を流したりはしていたけど、「ちゃんと」泣いたことがなかったようで・・・この日は、ワンセルフカードに感情を揺さぶられたままに、結局ワークの会が終わってからも3時間ぐらい涙が止まらず、一年分の涙を流したかもしれないぐらい泣きました。

ここで、皆さんにお伝えしたいことがあります。

「涙には、自己浄化作用があるから、時には我慢しないで思いっきり流すといいよ」

と、歌手のさだまさしさんが話していたことがあるのです。
この日、けっこう浄化できたのではないかと思いました。

この大いなる「浄化」のきっかけを与えてくれたワンセルフカード。
凍りついていた私の心を溶かし始めてくれたかもしれません。
やはり、「言葉」のギフトはすごいパワーがあるんだな、と思いましたね。

素晴らしいカードに出会えて、私は幸せだなと思います。

ワンセルフカード。
絵柄もとってもきれいなので、セラピーカードとしても、お守りとしても使えそうです。

今年は、このワンセルフカードともっと親しんでいきたいと思っています。

皆さんも、何か心のよりどころになるようなものに出会えるといいですね。
まずは、健康に気をつけて、無事に一年を過ごしましょう。

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