my story
#今なぜ自然療法的生き方なのか ?
こんにちは!
子育てママに光を当てる
葉山おしゃれセラピスト、井川ともみです🌈
昨日冷たい雨が降っていた葉山ですが、夕方から上がり今朝はとっても冷え込みました。
海が近いので都内やほかの神奈川県内と比べると暖かいほうだと思うのですが
それでも真冬の冷え込みを感じた今朝でした。
さて、私が氣功整体のサロンを始めて、
いろんなイベントに呼んでいただき出店させていただいていたころ
「どうして整体を始めたんですか?」
とよく聞かれていました。
あ、今でもたまに聞かれます。
その細いのによく整体できるね
とか
力を使うから疲れるでしょう?
とかも言われたり。
別に対して細くもないのですが(笑)
小さな子供がいる子育てママが整体をするというのがそのころはまだ珍しかったのかもしれません。
そんなとき私はいつも私の話、原点、マイストーリーを話しています。
イベントの時はごく簡単にですけどね。
整体を始めたきっかけ
8年前に次女を出産後に産後うつになり
半年以上家から一人で出られなかったこと
ようやく出られるようになった時に氣功整体のチラシをカフェで見つけて
すぐに連絡して私が患者さんで来ていただいていたこと
そこからみるみる元氣になったことで自分と家族のために施術ができるようになったらいいなと思って習い始めたこと
習ってみたら身体のことを知るのが楽しくて仕事になっていたこと
という感じでいつも話しています♪
でもこのところ思うのは
氣功整体との出会いは8年前なんですけど
それまでの私の生きてきた中でたくさんの出来事があり、
いいことも悪いこともそのすべてが
やっぱり今に繋がっていると本当に感じるのです。
私が出会って選んできたすべてが
ばらばらのように見えていたパズルがピタッとはまり
前回の新月前からその答え合わせをしているような毎日を過ごしています。
私のマイストーリーの中で外せないのは産後うつももちろんですが
やっぱり母の死
母の死
もう18年くらい前の事ですが
私の人生の中で本当に大きな出来事だった母の死
その時はもちろん悲しくて寂しくてたくさんたくさん泣いたし
もっとこうできたんじゃないか
あの時こうしてればよかった
違う病院へ行けばよかった
あの時私が心配かけなければ
って
後悔がたくさんあって
自分を責め続けた数年。
でも今は本当に母の死からたくさん学んで、
母が亡くなったからこその今なんだというのがはっきりわかるのです。
もともと健康志向で食べるものにもとても氣をつけていたけれど
ストレスに弱かった母。
私が中学生の時に卵巣がんで子宮を全適した後、
ホルモン治療などを経て10年間再発なく、もう癌は治ったと誰もが思っていたころ
父との泥沼熟年離婚の末、
これからようやく第二の人生!!という時に肺に転移が見つかった母。
そこからお決まりの入院→手術→抗がん剤、というベルトコンベア治療。
結局母の体力がなさ過ぎて抗がん剤を全クールすることができず、
主治医からこれ以上病院で治療できることはもうありません、と匙を投げられてしまいました。
でも、そこで諦めなかった母。
自分でいろんながん治療のことを調べ食事療法のことを調べ、ありとあらゆる代替医療を取り入れようとしていました。
それを近くで見ていた私は、初めて病院で病氣を治すという選択肢以外の方法があることを知ったのです。
西洋医学以外の選択肢
その時母がやっていたのは
玄米菜食(マクロビオティックという言葉がまだなかった)
氣功
ホメオパシー
断食(ファスティングなんて言うおしゃれな感じじゃなかった(笑))
玉川温泉湯治
砂浴
枇杷の葉温灸
テルミー
アロマテラピー
などなど
そのころの私は聞いたことがないものばかりで
さらに、日本ではまだ認められていない高額ながん治療なども調べて別の病院にカウンセリングに行ったりしていました。
きっと母は自分でこのままではがんは治らないことがわかっていたのだと思います。
まだスマホがなかった時代、
パソコンも使わずに人づてや本を読んでたくさんの情報を集めていました。
がんを治すために。
結局は、がんは治らずになくなってしまうのですが
最後まで自分の病気と自分の身体の事を人任せにせず
主体的に考えていろんなことにチャレンジしていた母をいまでは本当に誇りに思うのです。
亡くなってすぐはもちろんわからなかったけれど
沢山のメッセージとたくさんのギフトを私に残してくれました。
どうしても海の近くに住みたい
と
闘病しながら家を探して海が見えるマンションに引っ越しをし
その1週間後に
満開の桜を妹見に行ってから亡くなった母。
最後まで痛みは全くなく、
ずっと玄米菜食して我慢していた
大好きなお寿司とビールも飲んで
大好きな桜の花を見て
亡くなる直前まで人生で一度は澄んでみたかった海が見える家にいて
自分の望みを全て叶えて亡くなりました。
その後私は長男を出産し、自分の体調の不安定さと長男のアレルギーなどが原因で
ホメオパシーと出逢い、自然療法を学び始めるのですが
母があの時自分で取り入れていなかったら
それをそばで見ていなかったら
自然療法に私が出会うことはなかったかもしれません。
自然療法的生き方とは
自然療法とは薬を飲まないことでも
病院へ行かないことでも
肉を食べないことでもなく
自然に沿って暮らしていくこと
主体的に自分の身体と心を見ていくこと
身体に起きている症状を悪いものとせずにただそこに氣がついていくこと
そして自分の身体が本来持っている力を最大限に発揮できるようにサポートしていくもの
だと思うのです。
身体は叡智の塊
今日、体内を流れる血を止めてみよう!と思っても決して止まらないように
私たちがどんな時も身体は生きよう、最適なところへ近づけよう
としてくれています。
それにただ氣が付いていけばいい。
その力を信じるだけでいい。
自然療法は私たちが私たち自身でありのままで生きていく生き方そのものなのです。
死は決して終わりでもなく、負けでもなく、悪いことでもありません。
どのように死ぬかはどのように生きるか
それを母が身をもって教えてくれた氣がします。
今世に身体がお別れを告げるとき
どのように死にたいですか?
その瞬間までどのように生きていたいですか?
今それを真剣に考えるときなように感じています。
自然療法のノウハウではなく、自然療法を知ったうえでどのように生きていくのか
ということをお伝えしています。
おしゃれセラピスト、自然療法的生き方講座