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天官賜福 第175章~第176章 天に叫べど届かず、地に訴えど響かず

最近、Mrs.GreenAppleにすごく興味があって、ファンクラブ入ったり(!!!)してます(笑) 歌がめちゃくちゃ上手いし、パフォーマンス力がすごいなって感心してるんだけど、ミセスの歌詞が刺さる最近の若い人たちって心が弱まってるのかなって思ったり思わなっかったり…

ネタバレNO!の方は目次の はちポイント に飛んでお読みいただけるとうれしく思います(* .ˬ.)" 今回もプチ踏んでます///



あらすじ

天官賜福 第175章~第176章 叫天不应叫地不~晋江文学城より~

謝怜と花城、そして師青玄を含む一団が、怨霊たちと対峙しています。彼らは人間の輪を作って怨霊を閉じ込める陣を形成しています。謝怜が「みんな、しっかり立って、手をしっかりつなげ!」と指示し、危険な状況の中で彼らは協力して怨霊と戦っています。

やがて法師たちも加わり、陣が強化されていきます。その時、花城が「数が違う。今、ここには317人いる」と謝怜に告げます。実際には316人しかいないはずなのに、謝怜は誰かが陣に紛れ込んでいることに気づきます。

謝怜がその正体不明の人物を見つけると、それは彼の元師である仙楽国師・梅念卿でした。梅念卿は突然謝怜に襲いかかりますが、花城によって阻止されます。そこに天から君吾という帝君が降臨し、梅念卿を捕らえます。

君吾は「仙楽、天庭に戻って取り調べよう」と提案します。謝怜は君吾と共に梅念卿を調べるために天庭へ行くことになり、花城に陣を任せることにします。二人が別れる場面では、花城が「兄さんがそばにいてくれたらまだいいんだけどな。兄さんが天庭に行ってしまうなんて、僕一人をここに残しておくのか……」と少し寂しそうに言います。

謝怜は師青玄を外に出させ、花城と二人きりになり、軽くキスをして別れを告げます。花城は「兄さん、少しそっけなくない?」と冗談めかして言い、謝怜はより情熱的にキスをしますが、師青玄が戻ってきそうになったため、慌てて去ります。

天庭の神武殿では、梅念卿の尋問が始まります。謝怜は銅炉山で見つけた壁画について話し、ウ庸国という古代国家とその太子である白無相について質問します。梅念卿は「白無相は、ウ庸太子なのか?」という質問に「そうだ」と答えます。

しかし衝撃的な展開として、梅念卿は「白無相は、今、この神武殿にいる。彼は、私の目の前にいる!」と宣言し、謝怜を指差します。謝怜が白無相だという衝撃的な主張に、神官たちの間でざわめきが起こります。

「聞いたことがある。分身自身が自分が分身だと知らないこともあるって……」
「私も聞いたことがある。力のある者が、自分の修行を高めるために、分身を作って虐殺や混乱を引き起こさせることがあるって……」

混乱する謝怜に、君吾が「仙楽、落ち着いて。彼らから離れて、私の方に来い…」と声をかけます。そのとき、梅念卿が突然剣を抜いて君吾に襲いかかります。謝怜は素早く動いて剣を止め、風信が梅念卿を押さえつけます。梅念卿は必死に「見ろ!!早く見ろ!!」と叫びます。

謝怜は止めたその剣「紅鏡」に映る恐ろしいものを見てしまいます。紅鏡には邪悪な存在の真の姿が映り、そこに映っていたのは君吾の顔でした。彼の顔には三つの小さな顔が張り付き、若く美しい外見を恐ろしいものに変えていました。

「お、お前の顔が……」と謝怜が言うと、君吾は「ああ、ついうっかりして、またあいつらが出てきてしまったようだ」と冷静に答えます。梅念卿は「彼が白無相だ!」と叫び、武神たちは君吾を取り囲みますが、瞬く間に全員が倒されてしまいます。

慕情は血を吐きながら「お前、何やってるんだ!早く逃げろよ!」と謝怜に叫びますが、謝怜は君吾に手首を掴まれて動けません。神武殿の出口も閉ざされ、神官たちは逃げられなくなります。

君吾は梅念卿を掴み「お前は彼らを火の中に突き落とすつもりか?元々、この騒ぎは彼らには関係のないことだったんだ。だが今となっては、ここにいる全員が、仙京から生きて出ることはない」と脅します。謝怜は花城に通霊術を試みますが、君吾の支配する仙京では「叫んでも天は応えず、叫んでも地は無力」な状況でした。

突然神武殿の扉が開き、希望を見出した神官たちの前に現れたのは黒衣の男、錦衣仙の霊文でした。彼の敵意ある姿に、神官たちの逃げ道は完全に断たれたのです。驚くべきことに、霊文は君吾に対して片膝をついて恭敬に「帝君」と呼びかけます。

慕情が「霊文は銅炉山でまだ潜伏しているはずじゃないのか?」と問うと、君吾は「彼を捕まえた後、彼に説得を試みたところ、彼も理解を示し、再び僕の下に戻ることになったのだ」と答えます。

その後、胎霊と青銅兵たちが現れ、霊文は「全ての神官をそれぞれの殿に押し戻して、厳重に監視しておけ」と命じます。裴茗が「霊文、お前、ほんとうに冷酷だな」と言うと、霊文は「僕が冷酷だってことは、お前も初めて知ったわけじゃないだろう?」と返します。

謝怜は君吾によって仙楽宮へと連れていかれます。仙京の空は曇り、侍神たちは道端に倒れ、街全体が不安に包まれていました。謝怜は脱出の方法を必死に考えますが、君吾の圧倒的な力の前では何も思いつきません。

仙楽宮に入ると、君吾は謝怜に花城との通霊を促します。「君は血雨探花を考えているのか?心配しなくていい。もし本当に話したいなら、通霊して彼と話せばいい」と言いますが、謝怜は君吾が花城を安心させて足止めしようとしていることを悟ります。

通霊が始まると、花城は「兄さん、こんなに時間が経ってから、やっと僕のことを思い出してくれたのか」と言います。君吾の監視下で二人は会話を続け、花城は「君吾がまた君に山ほどの仕事を押し付けたのか?」と尋ねます。話が進むうちに、花城は「兄さん、君は僕のことが恋しいんだろう?」と直球で聞きます。君吾の視線を感じながらも、謝怜は「そうだよ」と認め、花城も「僕も同じだよ。今すぐにでも君をそこから連れ出したいくらいだ」と答えます。

通霊が終わった後、謝怜は君吾に「あなたは一体誰なんです?私があなたを帝君と呼ぶべきなのか、それとも白無相と呼ぶべきなのか?」と問いかけますが、君吾は無言で去ります。

仙楽宮という「美しい牢獄」に閉じ込められた謝怜は、疲れを癒すために浴池に入ります。服を脱ぐと、花城からもらった二つのサイコロが出てきました。「もし君が僕に会いたいなら、何を振っても僕に会えるよ」という花城の言葉を思い出し、何度もサイコロを振りますが、反応はありません。

絶望感に沈んでいたとき、突然「兄さん」という声が聞こえます。驚いた謝怜は、自分の口から「太子殿下!」という声が発せられることに気づきます。それは師青玄が移魂大法で謝怜に乗り移ったのでした。

師青玄は花城から法力強化の糖球をもらい、移魂大法が使えるようになったと説明します。謝怜が浴池で裸だったことを知り、慌てて服を着ます。師青玄を通じて花城は謝怜の危機を知り、「太子殿下、少し待ってて、僕がすぐに行く」と伝えます。その瞬間、謝怜は背後から誰かが近づいてくる気配を感じ、「誰が?」と声を上げるのでした。


はちポイント

花怜のいちゃいちゃがさく裂していますのでどうぞ(´꒳`)っ

君吾に天庭に来るか?と促され承諾する謝憐。花城と少しの間お別れです。
花城はここは大丈夫だと言い、師青玄も安心して!と謝憐を送り出します。
ただいつもと少し違うのは、、

普段なら、花城は「気にしないで」と言うところですが、今回は腕を組んでため息をつき、「ああ、本当に大変だ。」と口にします。
「兄さんがそばにいてくれたらまだいいんだけどな。兄さんが天庭に行ってしまうなんて、僕一人をここに残しておくのか……ああ、もっと大変だと感じるよ。」

ここで師青玄がようやく不思議に感じます。
「血雨探花、君の話って面白いね。まるで太子殿下が天庭に戻るのが寂しいみたいに聞こえるよ。まるで新婚みたいだな、ハハハ……」と笑いながら言います。

師青玄がしばらく気まずそうに笑っているのを見て、謝怜はもう我慢できず、軽く咳払いをして「風師大人、ちょっと、外に出てくれないか?」と言いました。 師青玄は「どうして?」と聞き返します。謝怜は説明できず、「僕たち、ただの別れの挨拶をするだけだから。」と言います。

ようやく二人きりになった花怜。謝怜が振り返ると、花城は眉を上げたまま彼を見つめ、何かを待っているようでした。 謝怜は少し緊張しながら、ぎこちなく両手を花城の肩に置き、数秒間そのままでいた後、勢いよく花城の頬に軽くキスをしました。

誰も周囲にいないことを確認した謝憐は安心しますが、次の瞬間、謝憐の腰がきゅっと引き寄せられ、花城が彼を抱きしめながら目を細めて「兄さん、少しそっけなくない?」と呟きます。 謝怜はすぐに「そ、そんなことないよ!」と慌てて答えますが、 花城は「本当?君が僕から法力を借りる時は、そんな態度じゃなかったよね。法力を借りない時は、こんな別れの挨拶しかもらえないのかい?」

花城に上手く誘導された謝憐は再びキスをすることに相成りました(笑)
そしてオチは、師青玄
「どう考えてもおかしいな、別れの挨拶をするのに、わざわざ俺を追い出す必要ないだろ?」


ではまたね、しーゆ~

※カバー画像は weibo uardhL_秦晚希様よりお借りしました謝謝

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