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天官賜福 第148章~第151章 万神窟にて、万神の真容を拝む(2)

年末にインフルにかかってしまい、毎年恒例のカニ旅行をキャンセルした
はち です(泣) そんなわけで年末の音楽番組を結構見てたんだけど「Mrs.GreenApple」にハマってしまいました(笑) ボーカルの大森さん、才能ありすぎてヤバいです。ビジュは若干ぽっちゃりさんだけど、それがまたいい。コンサート行ってみたいと思って早速ファンクラブ入ってしまった///

ネタバレNO!の方は目次の はちポイント に飛んでお読みいただけるとうれしく思います(* .ˬ.)"



あらすじ

天官賜福 第148章~第151章 万神窟万神真容见~晋江文学城より~

風信と慕情は花城から逃れるために岩を砕いて道を切り開こうとしましたが、その先で再び花城が立ちはだかりました。風信と慕情は謝怜を守るために必死に対峙しますが、花城の冷静さと圧倒的な力の前に追い詰められていきます。花城は静かに「罪を清算しようか」と言い、無数の銀蝶を召喚して二人を攻撃しました。

狭い石窟の中、花城と風信・慕情の激しい戦闘が繰り広げられます。花城は戦いの中で圧倒的な力を見せつけ、ついに二人を制圧しました。二人は繭のように白い糸で拘束され、花城は嘲笑を浮かべながら、あの蜘蛛の糸は自分が生み出したものだと明かします。風信と慕情は過去の経緯に怒りを露わにし、慕情は謝怜を守るために花城を批判しますが、花城は冷静に反論し、さらに彼らを圧倒しました。

謝怜は背中に符咒を受け、動くことも話すこともできないまま花城に抱えられて石窟の奥へと連れて行かれます。花城は謝怜の傷を見つけて治療を施そうとしますが、謝怜が「抵抗」するような動きを見せるたびに手を引き、慎重に行動します。この場面で花城の葛藤と謝怜に対する深い想いが描かれ、花城が彼に害を与えることを恐れていることが明らかになります。

そんな緊張感の中、石窟の入口に白衣をまとった謎の男が現れます。彼は半分が笑い顔、半分が泣き顔の仮面をつけ、謝怜を侮蔑するような言葉を放ちます。花城は激怒し、弯刀「厄命」で斬りかかりますが、男はその攻撃をかわし、花城の背後から謝怜に触れようとします。

花城は再び彼の前に立ちはだかり、無数の銀蝶を召喚して男を包み込むも、男は驚異的な力でそれを突破し、銀蝶たちを粉々にしてしまいます。戦闘は激化し、花城と白衣の男の間で緊迫した対峙が続きます。

謝怜と花城は白無相から逃れるため、万神窟の奥深くへと進みます。道中、謝怜は白無相の正体がかつての絶境鬼王であることに確信を持ち、彼の復活に動揺します。しかし、花城は冷静に彼を励まし、「過去に倒せたなら、もう一度倒すことができる」と告げます。

そんな中、謝怜は「金枝玉葉の貴人」について花城に問いかけ、真剣に答えを求めます。花城は「すでに殿下は知っている」と答え、謝怜はそれを受け入れると同時に、彼への感謝と信頼を抱いていることを示します。この会話を通じて、謝怜は花城をしっかりと抱きしめ、花城もまた彼を抱き返しました。この瞬間、二人の関係はさらに深まりました。

追撃を続ける白無相から逃れるため、一行は分岐点で風信と慕情を外に送り出し、彼らに白無相の復活を天庭に伝える任務を託します。一方、謝怜と花城は囮となり、白無相を引きつける役割を引き受けます。風信と慕情は不満を抱きながらも二人を信じてその場を離れます。

道中、謝怜は花城が作った神像の一つに気づきます。その神像は未熟な手で彫られたものでしたが、細部まで愛情が込められており、謝怜はそれを「可愛い」と称賛します。花城は照れ隠しのように「見なくていい」と言いますが、二人はこの軽いやり取りで緊張を和らげました。

しかし、次に現れた横たわる神像を見た謝怜が、その像にかけられた紗を取ろうとした際、花城は強く制止します。謝怜が驚くと、花城はこの窟の神像は全て壊すつもりだと語ります。これにより、花城が万神窟の神像を隠そうとする意図と、それに込められた特別な想いが暗示されました。

分岐後の進路で、白無相の追撃がさらに近づきます。花城は銀蝶を召喚して白無相を牽制しつつ、戦略的に撤退します。しかし、銀蝶が次々と破壊される状況に、謝怜は心を痛めます。それでも花城は「百匹を失っても千匹を召喚する」と毅然と応じ、最後まで謝怜を守る覚悟を示します。

謝怜と花城は白無相の復活とその動向に注意を払いながら、彼が銅炉山で力を再生しようとしている可能性に気づきます。銅炉は鬼が試練を乗り越えることで力を得る場所であり、もし白無相が突破すれば、再び絶境鬼王として復活する危険性が高いと考えられました。

謝怜は白無相の現状を見極めるため、自ら対峙する意志を示しますが、花城はそれを許さず「君を一人にはしない」と断言します。謝怜もまた、花城を危険な目に遭わせたくないという思いを抱えており、互いに相手を守ろうとする気持ちがぶつかり合います。この中で、謝怜はふと花城の骨灰の隠し場所について確認し、花城は「この世で最も安全な場所に隠している」と答え、謝怜を安心させました。

その後、白無相の居場所を探るため花城が視覚能力を使いますが、彼が忽然と姿を消したことが判明します。白無相が銅炉山の深部に潜入していると推測した二人は、彼を止めるべく山頂を目指します。しかし、途中で雪崩が発生し、銅炉山全体が異常な振動に包まれる中、花城は巧みに道を切り開いて進みます。山頂に到達した二人は、銅炉が閉じかけている様子を目撃し、白無相がすでに試練を開始していると確信します。

花城は過去に銅炉を突破して鬼王となった経験を持つため、この状況を正確に把握しており、謝怜に「もし白無相が銅炉を突破したら、最初に狙われるのは君だ」と警告します。この危機的状況に、謝怜は自ら下に降りて白無相と決着をつける決意を固めますが、花城は「僕も一緒に行く」と申し出ます。

花城は再び銅炉に入る覚悟を示し、「絶境鬼王として銅炉を再突破するのは難しくない」と冗談めかして謝怜を安心させつつも、彼を支え続ける強い意志を見せます。二人は力を合わせて、白無相との決戦に臨むべく銅炉の中へ向かうのでした。

謝怜と花城が深い淵へ飛び込みます。二人は手を強く握りしめていましたが、突然その手が空を切る感覚に襲われます。花城の手が消えてしまい、謝怜は孤独に地面へ着地。暗闇の中で「三郎」と呼び続けますが、返事はありません。その時、白衣の男が姿を現し、「ここには君と私だけだ」と告げます。銅炉は封じられ、第三者の介入は不可能。謝怜は芳心剣を抜き、花城の行方を問い詰めますが、白無相は「彼は外にいる」と言い放ちます。

白無相は謝怜を鬼に変えるという真の目的を明かし、彼に自殺を促します。それが「第三の道」―つまり謝怜が鬼となり、白無相を倒し、絶となる選択肢です。これにより銅炉を突破できると説得を試みます。謝怜は激しい怒りと恐怖を抱えながらも、「自分は鬼にはならない」と抵抗しますが、白無相はあざ笑うように「君にはもう選択肢がない」と挑発。さらに、白無相が手にする「悲喜面」は、かつて謝怜自身に関わりのあるものであることが示され、彼の深層的な恐怖を揺さぶります。白無相は「君の記憶を呼び覚まそう」とその悲喜面を闇と一つに溶け込ませ、重々しく謝怜の顔に押しつけるのでした。


はちポイント

「万神窟万神真容见」は第144章~第151章に亘る長い章でした。
この章では花城と謝憐の関係の甘さ(ようやく両想いだとお互いが認識)と、白無相による緊張感のある攻防が交互に描かれていて、物語のテンポが絶妙でした。一方では花城の優しさや献身に心が温かくなり、もう一方では白無相の策略に冷や汗をかかされるような感覚を味わいました。

緊迫のシーンは置いといて、甘いシーン。
白無相と決着をつけに行くと言う謝怜、一緒に行くと言う花城。謝怜が花城を見上げると、花城もまた顔を上げて彼と目を合わせ、片方の眉を上げて笑いながら言った。「僕はすでに絶境鬼王になっているけど、銅炉にもう一度入ることはできる。邪魔者を一人倒して、もう一度銅炉を突破するだけのことだ。そんなに難しいことでもないよ。」その軽やかな様子に緊張がほぐれる謝怜。すると花城が「ところで、一つだけ」、謝怜が、ん?と少し首をかしげたその瞬間、花城は突然、片手で謝怜の腰を引き寄せ、自分の胸に抱きしめ、もう一方の手で優しく謝怜の顎を持ち上げると、その唇をそっと重ねた・・・・・・・・

ジタバタヾ(:3ノシヾ)ノシ

ではまた、しーゆ~

※カバー画像はweibo 天官赐福动画官方より謝謝

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