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私が女性向けキャリアセミナーに参加して感じたこと ※ドン引き注意

みなさんこんばんは!ニーナです。
今日はもしかしたらみなさんに軽蔑されるかもしれない私の話について書こうと思います。

私は会社員時代、女性の社会進出を推進する目的の女性向けキャリアセミナーに頻繁に参加させられていました。やはり男女平等の時代ですし、どの会社にもあると思います。

しかし私はそのようなセミナーで、何を聞いても心に刺さりませんでした。
セミナーでは輝かしい経歴で素晴らしい業績を成し遂げた女性たちが登壇するのですが、私は「彼女のようにはなりたい」と思えませんでした。
そういった女性たちはたいてい、想像を絶する激務に耐えながら子供を育てた経験をアピールされます。それでも「仕事が楽しくて仕方ない」とおっしゃるのを見て私が思ったのは「憧れる」ではなくて「私とはまったく別の種類の人間だ」でした。
また、ある女性は「男性がキャリアを止めずに働き続けられるのがずるい」とおっしゃっていましたが、私は男性をずるいと思ったことがありません。

あるとき会社で『LEAN IN』という書籍を勧められたので、ブックオフで購入して読んでみました。

この本はFacebookのCOOのシェリル・サンドバーグさんが書いた本です。Amazonのレビューを見ると「共感した」「やる気が出た」というような感想が述べられていますが、私がこの本を読んで最も共感したのはシェリル・サンドバーグさんのおばあさんでした。
もともとシェリル・サンドバーグさんはお金持ちの家系らしくて、だから当然おばあさんもお金持ちで働かなくても生活できるようなんです。そんなおばあさんは早々に仕事をリタイアして、世界中でボランティアをしていたそうです(だいぶ前に読んだので正確ではないかもしれません)。

私はお金持ちではないけれど、生活に困らない暮らしが送れるならばボランティアのような活動をして人のためになることをしたい!

数年後、私はセミナーに登壇したバリキャリ女性やシェリル・サンドバーグさんが何度も伝えていたメッセージ「女性はキャリアを止めないほうがいい」に完全に逆らって退職し、ここnoteで誰かの悩みが晴れるのを少しでも手助けできればという思いを込めて記事を書いています。(手助けになっているでしょうか…)

ここまでお読みになったみなさんは私にドン引きしましたか?
今の世の中「女性も男性と同じように働くべき」という風潮の中、「辞めるなんてもったいない」と散々言われても真逆の選択をした私。私も長い間葛藤していました。今もです。周りの女性が「昇進したい!もっと大きな仕事がしたい!」と叫んでいるのに自分だけそう思っていないこと。自分は向上心のない人間なのでしょうか。

でも私は思います。人生人それぞれじゃないですか。「女性は男性の後ろに立つべき」と同じくらい「女性も男性と同じように働くべき」も押し付けじゃないですか?働きたい女性は働く、そうでない女性は働かないという個人の意志が尊重される世の中であってほしいです。

世の中がどんな風潮だろうと、上司や同僚に何を言われようと、あなたの考えはあなたのものです。法律に違反しない限り正解も不正解もありません。前回の記事で書いたように、ぜひ心の声に耳を傾けながら人生を生きていきましょう。私もそうやって生きていきたいと思います。

この記事を読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

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