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「嫉妬」は人間のOSだから仕方ないという話
人間として生きている以上、恋に落ちたり他人に様々な感情を抱くことは避けて通れない。
そんな中で、必ずと言っていいほど「嫉妬」に苛まれる人がいる。
実際僕も嫉妬心がかなり強いほうで、高校生の時に付き合っていた彼女が他の男子の話をすることがとても嫌だったし、自分の好きな女性芸能人がイケメンと結婚だの交際だのといったニュースを見たときは何とも言えない、負の感情がぐるぐる回っていた。
このように、些細なことで嫉妬してしまうことで心がどんどん疲れていくことが嫌になった僕は様々な方法でこの嫉妬を乗り越えようと努力してみた。女性に興味を失くそうと努力してみたり、あえてNTRモノのAVを見ることで乗り越えるという「『毒を以て毒を制す』戦法」を立てて実践してみたが、どうもうまくできなかった。特に「『女性への興味を失う』戦法」に関しては、街中で綺麗な女性を見るたびに失敗に終わってしまう有り様であった。オスとして生きている以上、本能が求めてしまうのは仕方ないことなのかもしれない。
このように様々な戦略を立てるも失敗に終わってしまった僕は、嫉妬を克服するのではなく、あえて「諦める」という新たな戦法に切り替えることにした。「嫉妬は仕方ないよな~ 人間だもんな~」といった風に開き直ってみると、あれほど苦痛だった嫉妬もいつしか全く気にしなくなるほどになっていた。
これはあくまで僕の考えなのだが、嫉妬というものはあらかじめ人間に搭載された「OS(基本ソフトウェア)」であって、下手にいじったりしたり、無理に取り外そうとしたりすると余計に壊れてしまう。コンピュータのOSを外すと正常に作動しなくなるのと同じだ。つまり、「嫉妬」や「嫌悪感」などのマイナスの感情は人間としての一つの部品であり、大事な感情なのである。
なので今現在、嫉妬や嫌悪感に悩まされてて心がつらい人は、無理に矯正にしようとしたり取り外そうとはせずに、「あ~またソフトウェアが反応しているな~」といった思考にシフトチェンジすることで少しは楽になると思うので、是非とも実践してみてはどうだろうか。