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取材

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普段からICT機器を活用されている全国各地の難病患者様に取材した記事をまとめています。
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記事一覧

【取材】 ALS 50代男性「機器を使い始めることで、自分自身の快適さや、やりたいことに対する意欲が出てくると思います」

難病患者へのICT機器導入支援に取り組んでいる、新潟県地域おこし協力隊の丸山です。 今回は、難病支援に取り組むNPO法人ICT救助隊さんからの紹介で、栃木県宇都宮市に在住のALS患者、柴田薫さんに取材させていただきました。 柴田さんはALSの発症から約5年が経過し、手足はほとんど動かすことが出来ないため、日常生活のほとんどをベッド上で過ごしています。 一方で、進歩が著しいスマートフォンを中心としたIoTツールを用いることで、パソコン操作はもちろんのこと、パソコンの起動/

【取材】 デュシェンヌ型筋ジストロフィー20代男性「自分のやりたいことを我慢せずにできるようになりました。」

難病患者へのICT機器導入支援に取り組んでいる、新潟県地域おこし協力隊の丸山です。 今回は、『難病患者へのICT機器導入支援』のアドバイザーである国立病院機構新潟病院から、早川竜生作業療法士(以下、早川OT)にご協力をいただき、新潟県内のご自宅にて生活されているデュシェンヌ型筋ジストロフィーを患うAさん(20代男性)と、お母様にお話を伺うことができました。 Aさんは音声で様々な機能が使える「スマートスピーカー」を日常生活の中で活用しています。 この機器の導入によってAさ