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第9回:小学校とは地域にとってどういう役割の装置か?

Googleの生成AIであるGeminiに次の問いを投げてみました。

小学校とは地域にとってどんな役割のものか?というテーマの約2000文字の中学生対象の雑誌に投稿するエッセイを書いてください。

すると、答えは、以下の通りでした。

執筆:勝眞一郎(私立新留小学校設立準備財団 理事 / サイバー大学IT総合学部教授)

新留小学校の校庭に集った地域の方々

===(以下生成文)===

地域の灯火:小学校の役割

澄んだ青空の下、子どもたちの笑い声が響き渡る。それは、地域にとってかけがえのない存在である小学校の風景です。小学校は、単なる教育機関ではなく、地域の未来を担う子どもたちを育む重要な拠点であり、地域社会の活性化にも貢献する役割を担っています。

1. 地域の宝:子どもたちの成長を温かく見守る
小学校は、子どもたちが初めて社会と関わる場であり、学ぶ喜びや仲間との友情、社会性を育む重要な役割を担っています。地域住民は、子どもたちの成長を温かく見守り、時には指導や助言を与えることで、地域全体の宝である子どもたちを育むことができます。

地域行事への参加やボランティア活動を通して、子どもたちは地域の歴史や文化、伝統を学び、地域への愛着や誇りを育むことができます。また、高齢者との交流や地域清掃活動などを通して、社会の一員としての責任感や協調性を身につけることもできます。

2. 多様な学びの場:地域資源を活かす
地域には、学校教育だけでは体験できない様々な学びの資源が存在します。地域の歴史的建造物や自然環境、伝統工芸などを教材として活用することで、子どもたちは教科書では学べない貴重な知識や経験を得ることができます。

地域の人材を講師として招いた講演会やワークショップを開催することで、子どもたちは地域の専門家から直接指導を受けることができ、将来の夢や目標を見つけるきっかけにもなるでしょう。

3. 世代間交流:地域活性化の核となる
小学校は、地域住民が世代を超えて交流できる場としても重要な役割を担っています。地域住民がボランティアとして学校行事や学習活動に参加することで、子どもたちと交流し、地域への愛着や帰属意識を高めることができます。

また、PTA活動や地域子ども会などを通して、保護者同士の交流も活発になるでしょう。世代間の交流は、地域社会の活性化に不可欠な要素であり、地域コミュニティの強化にも貢献します。

4. 未来への架け橋:持続可能な社会づくりを目指す
小学校は、地域社会の未来を担う子どもたちを育む場であると同時に、地域社会の課題を解決するための拠点としても役割を果たせるでしょう。地域住民と協力して、環境問題や防災対策、高齢者支援などの課題に取り組むことで、持続可能な社会づくりに貢献できます。

子どもたちは、地域課題への取り組みを通して、社会問題への関心を高め、問題解決能力を身につけることができます。地域住民と協力することで、子どもたちは地域社会の一員としての責任感を実感し、地域社会への貢献意欲を高めることができるでしょう。

5. 希望の光:地域を照らす灯火
小学校は、地域にとって希望の光であり、未来を照らす灯火です。子どもたちの成長を支え、地域活性化に貢献する小学校は、地域社会にとってかけがえのない存在です。地域住民一人ひとりが小学校に関心を持ち、積極的に協力することで、より良い地域社会を築き上げることができるでしょう。

地域と小学校が一体となって子どもたちを育むことで、未来を担う人材を育成し、持続可能な社会を実現することができるのです。

===(以上生成文)===

なかなかよくまとまっています。なかなかどころか、私が伝えたいと思っていたポイントが網羅されていて素晴しいです。生成AIは、これまでの文章を学習データとして蓄えていて文章を生成しています。どこからか出来上がっていた文章をそのまま持ってくるのではなく、問い=プロンプトに対して、人が書きそうなことをその時点の情報で生成します。

人は、これから人でしかできないことに集中することができます

人でしかできないこととは何でしょうか?
ここからは生成AIに聞かず、自分で考えてみます。例えばワクワクすることです。

集落の皆さまと語り合う共同代表・古川瑞樹

ワクワクには枠(フレーム)や型(パターン)がないので、想定を超えます学習データが役に立たない未知の領域だからこそワクワクがあります。既にある知識を憶えてアウトプットするところにはワクワクはありません。

ふつうの小学校を作ることにはワクワクがあります。未知の世界です。農業や堆肥づくり、調理、実験、異文化体験などワクワクは無限です。教員も地域の人もこどもたちと一緒に動いて、一緒に食べて、一緒に笑う。「そうくるか~」「へ~」ということが起こります。枠(フレーム)や型(パターン)がないので、想定を超えます。

小さい頃から味覚を養うと、大きくなってからも食の喜びが増えます。
小さい頃から調理ができると、大きくなってからも食の喜びが増えます。
小さい頃から言葉を使えるようになると、人に気持ちを伝えられるようになります。対話すること、文字にすること、そうすることでコミュニケーションができます。
人はコミュニティで生きています。

たけのこのおすそ分けに喜ぶ準備財団一同

さて、ではなぜ小学校を作るのにクラウドファンディングや寄附を募るのか?

それは小学校が地域コミュニティの装置だからです。なのでパブリックに「あまねく請(こ)う」ことで成り立つ社会装置なのです。古くは江戸の時代から地域の大切なものは「あまねく請う」ことで出来上がっていました。これを「普請(ふしん)」といいます。寺や橋や、そして学校も普請で立てられました。今回も普請で地域の学校を建てられたらと思います。ワクワクです。

仲間になって、一緒に地域の装置のモデルを作りましょう。 モデルは各地域の成り立ちや事情によって変化します。一つとして同じものはありません。「地域と育む学校」というところだけがモデルとなって、各地域のバージョンが出来上がっていくと思っています。

そうした仲間の学校が増えていくことを楽しみにしています。全国に100校くらいできるといいですね。100校くらいはできると思います

これから少子高齢化社会で分散居住化が進み、地域コミュニティが発達します。コミュニティによる「共助」の割合が増えます。小学校区という半径2kmのコミュニティの中で、これからの小学校は地域の装置として新しい機能を追加したり復活させたりしてアップデートしていきます

これからも、一緒にワクワクを楽しみましょう!

クラウドファンディングはこちらから!


note更新中!(今後の部分は予定です)
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第1回:「ふつうの学校」作ります。設立趣意のようなもの
第2回:「小学校」の概念を見つめ直してみる
第3回:食とことば とは
第4回:ランチルームとライブラリーの可能性
第5回:学び場を軸にした幸福度の高い地域デザイン〜保育園編〜
第6回:学び場を軸にした幸福度の高い地域デザイン〜小学校編〜
第7回:「ふつう」という言葉のこそばゆい感 〜これであなたもふつう通!〜
第8回:ご存知ですか、教育基本法?
第9回:小学校とは地域にとってどういう役割の装置か?【今回の記事】
第10回:【インタビュー】なぜ、このドキュメンタリーを撮るのか
第11回:「これが教育の未来だ」というコンセプトを手放してみてもいいのかもしれない
第12回 まちづくりは人づくりから
第13回:ことばによって世界の解像度を高めよ 〜国語の先生との対話から〜
第14回:第14回:早期外国語教育は必要か?
第15回:第15回:子どもたちの「やりたい!」を実現できる学校を、地域とともに創る
第16回:学校をめぐる地の巨人たちのお話〜イリイチ、ピアジェ、ヴィゴツキーなど
第17回:コンヴィヴィアリティ、イリイチの脱学校から
第18回:これまでのプロジェクト「森山ビレッジ」
第19回:現役中学生たちの、理想の小学校
第20回:理事紹介1・このプロジェクトにかける思い

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