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食中酒として高スペックな土佐酒「辛口吟醸 大吉祥」
今回は高知県にて土佐酒を長年醸造されている土佐鶴酒造のなかでも「淡麗辛口」度合いが高い銘柄をご紹介します。
特徴
香味やラベルなどにおいて様々な特徴があるので、順番にご紹介していきます。
名前
酒名である「大吉祥」は無類の愛飲家であり、土佐鶴酒造の蔵元と親交深かった書家「手島右卿」が大いにめでたい兆しという意味で名付けられたそうです。
ラベル
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ラベルに注目していただくと、酒蔵名に付いている「鶴」が雄大に羽ばたいている姿が描かれています。
そして先ほど紹介した、酒名「大吉祥」の意味を具現化したかのように、お祝いやめでたい席にピッタリなデザインが特徴です。
香味
こちらは土佐鶴酒造が過去に販売しているラインナップでも、特に土佐酒らしいスッキリとした喉越しがあります。加えて柔らかい吟醸香も楽しむことができ、飲み飽きしない酒質となっています。
テイスティングデータ
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香り:果物のように強い香りでは無く、優しく華やかな香りがグラスに注いだときの立ち香として感じられます。
味:土佐酒らしさを率直に感じられるほどの、純度が高い淡麗辛口。口の中でさらりとキレるような飲み心地で、雑味も一切無いため、次の一杯を注ごうと自然に瓶へと手が伸びてしまうほど、飲みやすさ◎
ペアリング
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吟醸香ありながらも、主体性はキリッと締まった味わいのお酒なので、魚貝の握り寿司や刺身と好相性!
また漬物やイカの酢味噌和え、酒盗(カツオやマグロの塩辛)といった軽めの肴を用意して、気軽に晩酌を楽しむのもオススメ!
まとめ
今回は土佐鶴酒造の「辛口吟醸 大吉祥」をご紹介させていただきました。
スッキリとした飲み心地と香りを楽しみたいときは冷酒。
肌寒くなる季節は、鍋料理と合わせてぬる燗で冷えた体を芯から温めたりと、シーン別で色々と楽しめる日本酒となっていました!
皆さんもぜひ一度、飲んで吟醸辛口の世界を体感してみてね!
では本日も日本酒で酔い夜を!
日本酒情報
日本酒名:辛口吟醸 大吉祥
酒蔵:土佐鶴酒造(高知県)
種類:吟醸酒
精米歩合:50%
アルコール度:15度
日本酒度:+8
販売価格:税込1,467円(720ml)