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ミャンマーのクーデターは日本にとって他人事ではない件

ミャンマーで、軍部がスーチー政権の政府高官らを拘束したとのニュースが流れました。ここは対中国戦略を考える上でとても重要な場所と言われているので、Google Earthを使って、その地理的な条件を見ておこうと思います。

ミャンマーの海

下記はミャンマー周辺の地図画像です。赤い丸はマラッカ海峡で日本のエネルギー輸送の要です。中国にとっても同じなのですが、ミャンマーの沿岸部にアクセスできれば、マラッカ海峡をスキップして直接インド洋やペルシャ湾に向かうことができます。
中国にとっては、ミャンマーを自由に往来できるようになれば、エネルギー輸送の面で有利になります。また、日本の補給線を遮断することもできるため一石二鳥です。

インドを狙う

中国がミャンマーを占領することができれば、インドを海や沿岸部から狙うことができるようになります。現在、インドと中国はヒマラヤ側のカシミール地方で小規模な紛争を抱えていますが、高地ということもあり人民解放軍は難儀しているようです。沿岸部からの侵攻が可能になれば、インド占領がより容易になると思われます。

まとめ

今考えついたかのようなことを書いていましたが、全て元ネタありです。大東亜戦争当時の日本の大戦略は今でも有効です。日本が何を考え、どのように振る舞ったかを知ることは、21世紀の日本の生き残りにとってとても役に立つことでしょう。

日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。