
プーチン大統領のバルダイ討論クラブ 2021.10 におけるキャンセルカルチャー非難
YouTuber「とっさんtv」のおかげでプーチンのキャンセルカルチャー非難の元ネタがわかった。Valdai Discussion Club 2021.10 。YouTubeもある。
抽象的に話しているが、「世界でも進歩的と言われた欧米諸国で吹き荒れるキャンセル・カルチャーの嵐。これは、形を変えたマルキシズム・共産主義思想・全体主義であり、ロシアはそれに与するものではない(関係ないぞ)」ということを言っているのかと。
具体的には、アメリカ大統領選挙前から急速に顕在化し日本の一部保守系論客が注視してきたBLMやAntifa、CRTのようなアメリカを分断する風潮などをさすのであろう。日本でも選択的夫婦別姓やヘイト条例、外国人・移民優遇などの逆差別の形でアメリカと呼応して発生している。
ボルシェビキがそうであったように、この運動は他の意見を許さない独裁的なところが特徴であり、最終的には恐るべき人的被害をもたらすことになるということだ。
日本のノンフィクション作家 門田隆将さんも、その著書『新・階級闘争』ワック、2021.4 で警鐘を鳴らしている。気づく人は気づいているということである。陰謀論などと考えて片付けてしまう問題ではない。プーチンは気がついていて(もしくは裏で糸をひいている一人なのかもしれないが)、進歩を気取る欧米先進国を馬鹿にしているわけだ。
われわれも良識派でいようとするあまりに目の前の危機を見落とすことがないようにしたいものである。
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