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南北シナ海&日本海での戦争は艦船の全滅戦となる

ひとたび台湾有事、フィリピン有事が発生したならば、日本の太平洋側は直ちに海上封鎖されるでしょう。中国の動きに呼応して日本海側では南北朝鮮が行動をおこし、中国海空軍と共同で対馬から宗谷岬に至る全域に渡って攻勢をかけてくる可能性があります。露軍が参戦してくる可能性もあります。日本は腹背に敵を受けることになります。

封鎖が完成してしまうと、輸入が完全にストップしてしまい、もともとほとんど無い継戦能力はゼロになります。また、国民の食糧・生活物資も底をつきあっというまに終わりです。その後は本土でのゲリラ戦に移行できるかどうかも考えておいた方が良さそうです。

日本ができること

海上封鎖されないためには相手の艦船(軍艦も商船も全て)の破壊に集中する必要があります。もちろん、中国や韓国の世界有数の造船能力も削らなければいけません。

対艦ミサイルを日本中に配備するとともに、相手の造船所を集中的に攻撃できる能力が必要です。高価な少量の兵器より、安価で大量の兵器を備蓄し、オペレータを養成しておく必要があります。

相手も同じことをしてくるので「艦船の全滅戦」となるわけです。ただ、現状では継戦能力に欠ける海上自衛隊では、勝利は望み薄と思われます。

日本本土から離れた商船を守れるか?

本土に近い船を守れたとしても、物資輸送のために太平洋をわたる商船を守ることはできるのでしょうか?シーレーン防衛に消極的だった日本国は必要な機能に欠けるように思います。

時すでに遅しという感じです。自国だけで守れないのであればクワッドにかけるしか無いと思います。ということは、相手はクワッドをつぶしにくるでしょう。この同盟が完成されるかどうかが運命の分かれ目です。事態の行方を注視していかなければなりません。

おまけ

映画『ブラックホークダウン』などを見た方なら、安価なRPGだけで米軍を数で圧倒するソマリアの民兵たちの姿を覚えている方もいるでしょう。中東戦争やアフガンでも同じような光景が見られたはずでず。数は重要です。



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日本存亡の危機
日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。