自衛隊が余裕のない組織になっていることについての懸念
最近、「自衛隊は災害派遣やコロナ対策に力を使っている余裕はあるのだろうか?」と不安になります。 防衛がおろそかになっているということです。
Yahooの川遷社長が2017年に「大企業の倒し方」と題して講演されていた内容(https://logmi.jp/business/articles/254868)を思い出しました。
私は古くて大きな企業に居たのでわかりますが、大企業は多くの事業と顧客を持っており、末端における実力は零細企業や個人事業主にすら及ばないということです。 「企業の総力を上げて対応してくれ」といったことをお客様からよく言われましたが、「全社では何十万人かもしれないけど、自分のところには片手で数えられるぐらいの戦力しかない 。いったいどうするんだ?」といつも思いました。
組織にとって戦力の分散はとても危険なことなのです。
災害派遣の問題点
災害派遣には問題があります。
まず第一に災害派遣中に攻められたときの備えがなくなること。そして何より重要なことは、高度な兵器・戦術を利用した戦闘訓連の時間取れなくなることです。
特に二番目は大問題です。
近代戦は、徴兵された兵士がすぐに戦えるような世界ではないはずです。彼らには戦い方のプロであってもらう必要があるのです。
さらに言えば彼らは救助の専門家ではないです。助けられる側にとっても問題あるでしょう。
災害救助隊の創設
サンダーバードを創るべきです。日本は自然災害大国です。国土の強靭化と並行して、災害救助のための専門組織を用意するべきではないでしょうか?
これにより、自衛隊の負担も減り、災害による経済的な損失も抑えつつ新しい雇用を生むこともできます。
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日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。