【にほんしゅ北井の酒日記】15杯目〜寅さんを観て赤ワインを飲みたくはならない〜
35歳。まだまだ続く酒漫才人生。
日本酒のことだけ知っていって喋れればいいわけではないはずなので、日本酒と比較されることも多いワイン、日本酒と並んで日本代表酒、國酒と言われる本格焼酎などは重点的に飲んでいます🍷🍠
テキストや関連本も読みますが、やっぱりお酒は飲まねばわからない。日本酒や日本史は好きでも、外国の歴史をカタカナだらけで学ぶ世界史がとても苦手だった僕にはワインの本を読んだ後の疲労感はなかなかのものです。
とにかく軽ーい基礎知識とともに色々飲んで「このお酒を紹介するときはこう喋ろうか」みたいなことの繰り返しです。
「日本酒でいうとこのワインはこういうタイプですね」みたいなことを喋れるようにも意識してます。
大変ですよ。本当に。世界のお酒も美味しくて飲み過ぎて。本当に。まったく。しゃあないわ。
「これはボルドーっぽいなぁ。守備力の高い味わいやなぁ。これはソービニヨンブランっぽいなぁ」ということを身体に覚え込ませる段階で、まだまだ初歩の初歩ですが、この初心者感が楽しいです。
今のところ僕は単独品種だと白はソービニヨンブラン、赤はメルローが好きなようです。
それにしてもワインを自分で買ってみて飲んでみると日本酒の安さ、お値打ちさに改めて驚きます。
正直ボトル一本3000円から5000円のフランスワインは日々買って飲み比べするほどの経済力は残念ながらないので日本酒と同価格帯ぐらいのワインをまずは飲んでます。日本酒って数万、数十万のものも少しはありますが、四合瓶で2000円も出せれば最先端のチャレンジ酒も、なかなかのクオリティの純米大吟醸も買えちゃいます。ありがたき幸せですよ。日本人として。
お酒に関しては「いいなぁ。これで生活が豊かになるなぁ」と思う伝え方をしたいので、映画とともに楽しむお酒なんてことも喋っていきたいです。
「男はつらいよ」を観ながらだと、作中に頻繁に出てくるサッポロの赤星ラガービール、日本酒の燗酒。寅さんが飲んでる姿を観ながら飲むビールや日本酒はほんまのほんまに美味しい。
「なんて幸せな時間なんや!」と実感します。先日観た17作目の地元姫路にほど近い龍野市が舞台のお話は特に素晴らしくて日本酒飲みながら号泣して翌朝目パンパンです。
アルコールのむくみも手伝ってブスとして目覚めます。でも昨夜の幸せな寅さん観ながらの日本酒タイムとの引き換えなら全く問題ないです。
寅さんで赤ワインは飲めねぇよ。
逆に濃いストーリーの洋画を観るときは赤ワインやウイスキーが合うと思います。今夜はクリストファーノーラン監督の「テネット」を観ながら赤ワインを飲みます。
お酒はほどほどにストーリーや歴史を知りながらそのお酒が似合うシチュエーションで飲むのが最高に美味しいですね。
そんな楽しみを提供できる「酒トーリーテラー」として漫才やトーク、書き物をやっていく人生。そんなご縁や機会に恵まれて最高です。
みなさんも酔い夜を🍶🍷
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