副代表対戦日記vol.6 引くか出るか
こんにちは!副代表です!
昨日から寒くなってきましたね⛄
気温の変化が激しいと体調崩しやすいので十分に気をつけてください!
みなさんは将棋の対局においていつも全力ですか?
僕はもちろん毎回勝つつもりで臨みますが大会は負けにくい堅実な指し方をすることが多いです。
逆に普段は前のめりな棋風になったりします。
今日の動画はまさにそれでしたね。
失敗することが多いですがそれはそれで検討して糧とします!
では早速見ていきましょう!
31手目☗5五歩!
相手は右玉のような中央にバランスをとった将棋を選んできましたね。
対してこちらは☖4五歩からの攻めを意識して駒組を進めようとしましたが☗5五歩と銀を追い返す手を指されてしまいました。
動画最後に☖6七銀と引いた方がよかったと出ましたが検討を進めていくと中央の位(くらい)を守られるとジリ貧になりやすいです。
本譜の様に☖6五銀と出るのが勝負手!
手は進んで49手目☗7七金!
後手番としては5筋のくらいを取られたものの7筋のくらいを取り十分な形。
ここまでの形勢は互角!
あとはここからどう手を作るかです。
本譜は☖8一玉~☖8二飛車と7筋のくらいを活かし角頭を攻める構想でしたがこれはやり過ぎ💦
決して悪い手ではありませんがやるなら☖7二玉、6二金、8一飛と右玉の形を目指す方がよかった。
しかしそうすると7筋のくらいを取り返しにこられると弱い。
ならばここは☖5二飛と取られたくらいを取り返しにいくのがベスト。
相手の玉が飛車のラインに入るこのタイミングでは相手もそうとう嫌味に感じるはずです。
さぁ最後に見ていくのは63手目☗6五桂。
歩の突き捨てを繰り返し角道を通すことに成功。
しかしこのままでは☖5三歩成が激痛なので5四の歩を払う必要があります。
ここで本譜は銀で払いましたがこの手が敗着手となりました。
ここは☖5四金と金で歩を払うのが唯一互角に戦える一手。
☗5五歩から金銀交換後に☗5三桂成を警戒して☖5四銀としましたが、桂馬をすぐに成ると☖6六歩が激痛⚠
☖6六金打とする一手ですがそこで☗4四角と5三の地点を守ることでまだまだこれからの勝負。
後に☖3三桂☗同桂~☖5四桂とする楽しみもあり持ち銀を活かせば攻めに困ることはなさそうです。
自玉が薄いので攻め合い凌ぎ合いの熱い戦いが続きそうですね🔥
やはり自玉だけではなく相手の急所を見ながら手を選ぶことが重要です。
今回はここまで、読んでいただきありがとうございました!
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