副代表対戦日記vol.15 作戦勝ち
こんにちは!副代表です!
動画を上げる際にタイトルを思いつきでつけいるのですが、
後日検討するとタイトルと全然違うということがよくあります。
今回は作戦勝ちというほどでもなくまだまだ互角のところで相手が手に迷って時間切れ。
指し慣れてるという点では作戦勝ちかもしれませんが視聴者にとっては「ホントか?」と疑問に思うかもしれません。
タイトル付けの感覚も鍛えなきゃいけませんね!
38手目☖5一飛。
高田流左玉完成!というわけではありませんが似たような形に。
完成形は作戦勝ちと点数でもでるのですがこの局面はわずかに先手が指しやすいです。
☗4六歩から角頭をいじめるのがパッと見ありますね。
これについては今後も出てくると思うのでその時に見ていきたいと思います。
本譜は飛車の横利きを活かして☗2六歩と銀冠を目指してきました。
48手目☖5三角!
4四に位置した角は左右の睨みが利くいい位置です。
なのでよく攻められてしまうのでそれなら角交換してしまおう!という一手。
底飛車と浮き飛車では角の打ち込み易さに差があるのでその隙を突きにいきます!
こういった柔軟な切り替えができるのが左玉のいいところです!
53手目☗6六歩。
相手は桂馬を跳ねて攻めの姿勢をとりました。
ただしすぐに☗7四歩では☖6五銀と飛車がいじめられながら桂馬も抜かれてしまうので一度支えてきましたね。
対してこちらは本譜☖6三歩と銀を支えました。
しかし少し甘かったです。
ここは☖8八角とする手が最終的に馬をつくる一手。
飛車を引かれると隙がなくなるので一瞬の隙を見逃さないようにしましょう。
88手目☖8五飛。
手はかなり進みましたがお互いに大きく動くことはなくポイントの取り合いになりました。
ここで先手番は手に迷い時間切れ。
一見後手番が押しているように見えますがAI評価はほぼ0!
まだまだこれからのようです。
みなさんはこの局面ならどちらを持ちたいですか?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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