正しい腿上げ運動で腸腰筋を鍛えましょう!パーソナルトレーナーから学ぶ「おうちフィットネス」 1
フィットネストレーナーの小林素明です。腿上げ運動(ニーアップ)は太ももの付け根の腸腰筋(ちょうようきん)を特に鍛えることができ
・スポーツでのパフォーマンスアップ
・健脚づくり
・要介護の前段階であるフレイルの予防
として勧められている筋トレの一つです。
ちなみに腸腰筋(大腰筋)は、腰の骨(腰椎)と大腿骨に付着し上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉です。腸腰筋の詳しい記事→http://dokodemofit.com/8419
もったいない筋トレになっていませんか?
ところが、腿上げ運動の時に足腰を意識するがあまり、正しく腿上げ運動ができていないことがよくあります。それは、足腰に力が入りすぎて、体がカチコチ、ロボットのような動きになってしまうからです。これでは、軽快に足が動かせず【もったいない筋トレ】になってしまいます。
では、どのように腿上げ運動を行えば、軽快な体になれるのか? です。その解決法は体幹にあります。ズバリ、体幹に意識して力を入れると、自然に足が上がるようになります。そこで体幹トレーニングとなりますが普通に体幹トレーニングを行なっているとかなり遠回りの筋トレになります。
腿上げ運動で体幹に力を入れたいですから腿上げ運動の姿勢で体幹トレーニングを行うことが近道。ではその方法を紹介します!
腿上げ運動の上達のための体幹トレーニング
準備:まず、両手を腰に当てて左右3回ずつ腿上げ運動を行います
1) 突っ張り棒(タオルでも可)を両手で持ち、天井に上げます
2) 腰幅に足を広げて、お腹に力を入れて姿勢を真っ直ぐにします【重要】
3) 1)2)の姿勢を保ったまま、片足ずつ腿上げを行います
回数:最高左右5回ずつ
この後再度、腰に手を当てて腿上げ運動を行って下さい。
★ポイント
両手を上げておくことで
自然に体幹に力が入ってきます。
運動マニュアル動画はこちらです
https://youtu.be/zBXqxJImWB8?t=36
いかがでしょうか?少し足が軽くなっていませんでしょうか? 体幹に力を入れておくと手足が動かしやすくなるのです。多くのアスリートが体幹トレーニングに取り組んでいる理由がココにあります。是非とも挑戦してみてくださいね!では、またお会いしましょう!小林素明でした。
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