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怪異実話(13) -和気清麻呂公のこと- ●

#00297 2014.6.7

 孝謙天皇の御時に、弓削道鏡が帝の御寵愛を受けて自ら誇り、天位を望み、謀事(はかりごと)をめぐらしました。それによって帝は詔(みことのり)して、和気清麻呂を豊前国・宇佐八幡宮に遣わして八幡大神の御神託を承るように命じました。

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