6月2日 今週の日米株価状況まとめ
5月31日の日本株値動きです。
31日は全指数と市場平均で大幅に上昇していました。特にグロースETFが3%以上も暴騰していました。TOPIXとプライム、グロース市場も前日から大幅に上昇しています。日経平均とスタンダード市場ですが、他の指数や市場平均よりも上昇幅は少なかったのですが1%以上と大きく上昇していました。全銘柄平均でも1.6%以上も大幅に上昇しており、約87%の銘柄が前日の終値から上昇していました。
先週比では、グロースETFが2%近くも大幅に上昇しており、TOPIXとプライム市場が1%以上も大きく上昇しています。グロース市場と全銘柄平均も上昇していました。スタンダード市場は横ばいで、日経平均は下落していました。
5月31日の各セクターの値動きです。
31日は全指数と市場平均で大きく上昇しており、各セクターで全分野で大きく上昇していました。特に、クリーンエネルギーや広告、船舶関連の分野では3%以上も大幅に上昇していました。他にもハイテク関連の分野や金融、金属、電気、駐車場等でも大幅に上昇しています。
先週比でも大きく上昇していた分野が多かったようです。電気や金融、バイオ関連では3%以上も大幅に上昇しており、クリーンエネルギーや広告、燃料等の分野でも大きく上昇していました。
6月2日時点の20日平均を上回る銘柄数です。
5月31日が現在の最終データなのですが、前日から大幅に上昇していたため20日平均を上回る銘柄数も大幅に上昇し、1393銘柄まで回復していました。年間での水準でも平均程度まで戻ってきているようです。今週の前半では下落していましたが金曜日に一気に上昇していたので来週も勢いが続くのかが気になります。
東証プライムの12週投資状況と累計投資状況です。
個人投資家、海外投資家、法人ともに4月末からほとんど小幅値動きなので横ばいで推移しており、12週投資状況でも12週累計投資状況でも大きな変化は見られませんでした。全体的に様子見モードに入っている感じがします。
東証プライムの月別投資状況と月別累計投資状況です。
月別の投資状況でも、4月末から小幅な動きしかなかったので今までの月と比較すると購入金額の増減は少なかったようです。月別累計投資状況でも4月からほぼ横ばいで目立った動きはありませんでした。
5月31日の米国株値動きです。
31日はNYダウと航空、素材、不動産関連が大きく上昇していました。反対にARKKや半導体関連は少し下落していたので月曜日の日本株には少し悪影響があるかもしれないですね。中国ハイテクETFとブラジルETFも大幅に下落していました。VIXは前日から10%以上も暴落し12台まで戻ってきていました。
先週比では、日本株とは異なり大きく下落していた指数やセクターが多かったようです。NYダウとナスダックは1%程度下落しており、ARKKやネットセキュリティ関連は4%以上も大幅に下落しています。中国ハイテクETFとブラジルETFも不調だったようですね。反対に、宇宙関連は4%以上も大幅に上昇しており、金属と不動産関連も大きく上昇していました。VIXは先週比では8%以上も大きく上昇しています。
年間と3カ月の日米の指数やセクターの比較グラフです。
どのグラフでもグロースの下落が目立ちますね。直近では中国ハイテクETFが4月中旬から5月中旬まで大きく上昇していたのですが徐々に下落してきているようです。日米の指数比較ではナスダックが最もいいパフォーマンスをしていたようです。