6月9日 今週の日米株価状況まとめ
6月3日から7日までの日米株価状況まとめを行います。
まずは6月7日の日本株値動きです。
7日は日経平均とTOPIXは微減していましたが、グロースがETFと市場平均で大幅に上昇しており、プライム市場とスタンダード市場も上昇していました。全銘柄平均でも大きく上昇しており、約55%の銘柄が前日から上昇していました。
先週比比較では、ドル円の下落の影響かTOPIXとプライムが下落しています。しかし、他の指数と市場平均は好調でスタンダード市場は小幅上昇しており。日経平均とグロースは大きく上昇していました。全銘柄平均ではほとんど変化がなかったようです。
6月7日の各セクターの値動きです。
7日は上昇していた銘柄が多かったので、ほとんどの分野で小幅に上昇していたようです。そんな中、船舶とネットセキュリティ関連は大きく上昇していました。
先週比では上げ下げまちまちで、半導体を除くハイテク関連は大きく上昇していた分野が多かったようです。反対に、金属や電気、船舶、商社、自動車などの分野は大きく下落していたようです。
6月9日時点の東証約3000銘柄の20日平均を上回る銘柄数です。
6月9日は約55%の銘柄が上昇していたので前日から少し回復し1373銘柄になっていました。4月中旬から小幅で上昇してきていますが今後はどうなっていくのでしょうか?
6月9日時点の東証プライム12週投資状況と累計投資状況です。
グラフからも分かるように、4月下旬からほとんど大きな動きがありません。累計投資状況でも、法人が売却累計金額が小幅で減少している程度でほぼ横ばいの動きをしていたようです。
6月9日時点の東証プライム月別投資状況と累計投資状況です。
12週累計投資と同じく法人が少し購入していたくらいで5月はほとんど動きがなかった月だったようです。累計投資状況でもほぼ横ばいで、全体的に様子見の1ヵ月だったのかもしれません。
6月7日の米国株値動きです。
7日は失業率が上昇していましたが、 非農業部門民間雇用者数と平均賃金が予想よりも上昇していたため金利が上昇し株価には厳しい1日になっていたようです。全指数で小幅で下落しており、各セクターでも金属やクリーンエネルギー、ARKK等が大幅に下落していました。中国ハイテクETFとブラジルETFも大幅に下落していましたが、VIXも大きく下落しています。
先週比では、ナスダックと半導体、ARKK、医療関連が大幅に上昇していましたが、ラッセルや金属、クリーンエネルギー、素材、ブラジルETFなどが大幅に下落していました。また、VIXも大幅に下落しています。