「日本遺産フェスティバル in 極上の会津」 日本遺産普及協会 活動報告レポート
2024年10月26日(土)・27日(日)、福島県会津若松市で開催された「日本遺産フェスティバル in 極上の会津」に、私たち日本遺産普及協会の理事、プロボノ・インターンメンバーが参加しました。このイベントは、全国の日本遺産が一堂に会する貴重な機会であり、様々な地域の歴史や文化を深く知ることができる大変有意義なフェスティバルでした。日本遺産フェスティバルの詳細については以下の記事をご覧ください。
今年の日本遺産フェスティバルには、全国104の日本遺産のうち92の団体がブースを出展し、それぞれの地域の魅力を存分に発信していました。これまで日本遺産普及協会が開催した勉強会やイベント、インタビュー記事、日本遺産検定の確認などで関わった多くの方々と再会し、挨拶を交わすことができました。参加者同士で情報交換をし、地域の歴史や文化に対する理解が一層深まった瞬間でした。
また、日本遺産「会津の三十三観音めぐり」ブースでは、日本遺産普及協会が日本遺産ストーリークイズに協力させていただきました。参加者は、展示パネルを参考にしながらお手持ちのスマートフォンでクイズにチャレンジしました。
三十三観音の歴史や物語に触れながら楽しめる企画となり、参加者の皆さんは熱心に挑戦していました。中には「三十三観音めぐりをしてみたい!」と感想を語ってくださった方もおり、こうした体験が旅行や地域への関心を高めるきっかけとなることを実感しました。
クイズで満点を取った方々には、極上の会津プロジェクト協議会から合格証が授与され、さらに御朱印風の景品なども用意され、盛況な雰囲気が広がっていました。
これに加え、日本遺産普及協会のブースでは日本遺産検定についても紹介しました。この機会を通じて、より多くの人に日本遺産の魅力を知っていただけることを願っています。
さらに、日本遺産に携わる者として、各地のストーリーをより深く学ぶべく、公開講座や分科会にも積極的に参加しました。勉強会では、約30の日本遺産が参加し、各地の歴史や見どころだけでなく、地域が抱える課題や今後の展望についても語られました。
分科会では、「構成文化財やストーリーの次代への継承」、「信仰・巡礼を活用した周遊観光促進」、「トレイル(スポーツ文化ツーリズム)」という3つのテーマについてディスカッションが行われました。日本遺産の認知度をどう高め、どのように観光資源として楽しんでもらうか、またその未来に向けた取り組みを深く考える貴重な時間でした。これらの議論を通じて、日本遺産が持つ可能性をさらに広げるために何ができるか、という視点を持つことができました。
また、日本遺産フェスティバルでは、日本遺産オフィシャルパートナーシップに参加している企業や団体との集まりもありました。文化庁や企業、自治体が協力し、日本の文化や伝統の魅力を国内外に発信するための戦略や取り組みについて意見交換を行いました。日本遺産ストーリーの体験・体感を通じて、地域の活性化を促進するための方法についても議論を交わし、実りある時間を過ごしました。
フェスティバルの最後には、日本遺産普及協会の理事やプロボノ・インターンメンバーで集合写真を撮影しました。今後も日本遺産の認知拡大のため、広報活動や検定事業、教育活動を通じて、さらに多くの人々に日本遺産の魅力を発信していく所存です。
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