とある日本語教師の中国渡航から現在まで その4 授業中止と再び中国へ
「とある日本語教師の中国渡航から現在まで その1 採用情報と渡航準備」
「とある日本語教師の中国渡航から現在まで その2 中国での生活と授業」
「とある日本語教師の中国渡航から現在まで その3 オンライン授業と給料停止」
の続きです。2021年5月から2022年2月ごろの話になります。
招聘状
大学によると、私の給料は中国に入国しないと支払うことができず、ビザの申請には通常の申請書類の他に「招聘状」が必要とのことでした(2023年3月現在は廃止されているようです)。私も情報を集めるためにツイッターなどで「招聘状」と調べてみましたが、申請する省や市、どこの企業が申請するかによって発行されやすさが大きく異なるようです。大学からは「入国できたら給料を支払うので授業は続けてださい」とのことで、給料停止後もしばらくは授業を続けていました。
突然の授業停止
給料停止後もしばらくは授業を続けていましたが、ある日突然「オンライン授業を停止してください」と言われました。詳しく聞くと、ずっと外国にいて就業許可を持っていない人間に授業をさせることは問題だという話になったそうです。当然「入国させてくれないからこうなっているんですよ」とか「外国人講師がオンライン授業やってる大学は他にもあるでしょう」などとは考えますが、交渉が可能なのは大学の国際課までで、それより上の判断に対し抗議しても効果があるとも思えないので、そう言われてしまったら仕方がありません。
再び中国へ
その後、申請開始から数ヶ月経ってなんとか招聘状が発行されました。ビザ申請に必要な書類は初回渡航時と変わらないのですが、私の時は出発1週間前と出発48時間前のPCR検査が必要でした(2023年3月現在は出発48時間前検査のみ)。最終的には渡航用QRコードを申し込み渡航が可能になるわけですが、3時間のフライトの後は1ヶ月の隔離生活の始まりです。
では、隔離生活と2年ぶりの中国については次回の記事にしたいと思います。
次→
「とある日本語教師の中国渡航から現在まで その5 隔離と2年ぶりの中国」
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