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植物原料で作る「うなぎのかば焼き」

【やさしい日本語のニュース】

今日は、日本の夏らしい食べ物についてのニュースです。

◆「うなぎのかば焼き」を植物からできた原料で作る


[7月20日 12時00分]
NEWS WEB EASY|「うなぎのかば焼き」を植物からできた原料で作る (nhk.or.jp)

「うなぎのかば焼き」を食べたことがありますか?
うなぎは、英語ではfreshwater eelのこと。
eelのなかまで、長~い形の魚です。
「かば焼き」とは、この うなぎに、
しょうゆと さとうを まぜた タレをぬって、
あまからく 焼いた料理です。

日本では、夏、とくに
「土用の丑の日(どようの うしのひ)」とよばれる
7月のおわりごろに うなぎを食べる 習慣があります。
土用の丑の日に うなぎを食べると、夏の暑さにまけない、
強い体になる とされているのです。

昔は安かったようですが、
今は、うなぎのとれる量が とても減っていて、
日本人が よく食べる二ホンウナギは、IUCNのレッドリストで
絶滅危惧種(endangered species)になっています。

今ではとてもめずらしく、
高価な(高い)食べものになってしまいました。
近い将来には、食べることが できなくなるかもしれません。

おいしいだけでなく、日本人にとって、
うなぎは 夏に食べる 特別なごちそうであり、
日本の文化にも 関係のある食べものです。

植物の原料で作った(plant-based)うなぎがあれば、
うなぎを保護(to protect)できますし、
日本人が 夏にうなぎを食べる「土用の丑」の習慣が
なくなってしまう心配もありませんね。

◆Question!!


・うなぎを食べたことがありますか?どうでしたか?

・植物の原料で作った肉もありますね。試したことがありますか?

・あなたの国では、「決まった日に食べるごちそう」がありますか?
 どんなごちそうですか?

・生き物を保護するために、気をつけていることはありますか?

=====

実は、私もうなぎが大好きです!
でも、IUCNのレッドリストに うなぎがあることを知ってから、
ほとんど食べなくなりました。

その理由は、生き物や地球のためというよりも、
自分の娘や、若い人たちのためです。

将来、うなぎが減って、全く食べられなくなってから
「土用の丑の日」の習慣や文化を
若い人に伝えようとしても、きっと、うまくいかないでしょう。

値段が高いのはしかたがありませんが、
日本の料理や文化が若い世代に残っていくように、
私はなるべく食べないで、
資源(resource)を若い世代に渡してあげたいです。

植物の原料で作ったうなぎ、ぜひ、試してみたいです!
(Shoko)


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