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ゼメスター最終日:学生とカフェへ

昨日は教えている大学での、今学期最終日。
テストはテスト直しまでがテスト(遠足はおうちに帰るまでが遠足!)だと思うので、私は最終日にテストをしません。
最終日にテストを入れないと、最終日に欠席する学生が出てくるので、ちゃんと理由も説明して、出席するように言っておきます。
まあ、それでも帰省の都合なので休む人はいるんだけどね。

テストをみなで確認したあと、夏休みに何をするか聞いたら、
「まだテストがあるので勉強する」
「お金がないので、今年は帰りません」(留学生)
「実家に帰ります」
など、みんな大した用はなさそう。
一方で、
「秋ゼメから東京大学に交換留学です」
「9月にタイ・ベトナムに」
「日本に行きたいのでバイト!」
など楽しそうな話も聞きました。

次のゼメスターの開始は10月末。
3か月も間があくので、何もしないとぜーんぶ忘れるよ!!と脅して、どんな頻度でもいいから、日記を書きましょうとお勧めしました。

初級Iのクラスは、過去形まで習ったので、
「私は〇〇に行きました」
「私は〇〇をしました/食べました/飲みました 等」
の形が書けます。
その上で、「だれと」「どこで」「いつ(時間や、朝とか午後とか)」なども書くようにいいました。
できれば文字も使うこと。
手書きでも、打つのでもいいけど。
がんばれるなら、投稿でもいいですね!
新しい動詞をできるだけ辞書で調べて、自分で変化させるように伝えました。
その上でAIに正解を教えてもらって、答え合わせするのはいいけど、最初からAIに文全部聞くのでは力はつきません。

初級IIのクラスは、形容詞も習ったので、Iに加えて感想も書けます。
動詞2つ以上をて形を使って、1つの文にできます。
「~と思います」や、「~に<食べ>に行く」などの文型も習ったので、まあかなり書けるはずです。
初級IIを最後までやった人(途中でぼろぼろ抜ける)は、次のコースまで進む人が多いです。

そのあとオノマトペクイズと漢字クイズを用意していたので、どちらのクラスでもオノマトペクイズをしました!
例えば「トントンVSドンドン」で、子どもがノックしている絵とおすもうさんが太鼓をたたいている絵が並んでいて、選ばせる。
次のページでなぜか説明(この例で言えば、濁音があると大きい、強い、重い感じ)という流れと、音だけ書いてあって、これはなんでしょう?というようなのを用意していました。

本当に日本語を突き詰めるなら、避けて通れないオノマトペ。
少しでも楽しく、身近に感じられたかな。
マンガがもっと楽しく読めるかな~。

そのあと、何回か前にお知らせしていた通り、時間のある人みんなでカフェに行きました。
写真のカフェで、大学の敷地内なんだけど、すごくのんびりできるの!
初級Iの人は90分、私の授業が終わるのを待っていてくれて、総計20名の団体さんになりました。

暑かったし、ノンアルビールを頼んだら、
「えー! 先生ビールですか?! じゃあ、私も!」
という人が何人か出て、ちょっとしたパーティーに?!
私は運転するので、ノンアルだけど、君たちビールだねw

バックグラウンドが色々の人がたくさんいたので、そういう異文化比較みたいのもあったり、どう日本語を勉強するか、日本に旅行に行きたいけど、お勧めはなど、あれやこれやのテーマで盛り上がりました。

IとIIの交流もちょっとあったし、私もみんなとたくさんおしゃべりできたし、少しずつ減っていったけど、最後のグループが帰ることにしたのはなんと16時過ぎでした!
11時半過ぎからいたのに!!!
誰もお腹すいたとか、昼を食べに行こうとか言わないんだもん。
私も空腹を感じていなかったけどw

楽しくて楽しくて、胸もいっぱいでした!
そこにいた初級Iの人が「みんな先生のIIを取ります!」と言ってくれたし、IIのクラスの人は「どうして、先生のIII」はないんですか!」と怒ってくれたw
私もずっと前から上のコースをやりたいと上長に言ってるんだけどねー。

それでも、また授業のあとにお茶に誘いに来て!と言っておきました。
これで丸3年目(6ゼメスター)が終わり、のべ300人(重複多いにあり)を教えたんだけど、偶然会うことってないんだよねー。
それでも、みんなが日本語を勉強してくれている限り、どこかでつながるでしょう!

これからもがんばってほしいです。(もちろん専門も!)

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