【海外から日本語教員養成講座】教育実習のための健康診断書~ドイツの健診事情

第3クールの試験期間が終了!
結局レポートを2つ出しただけの2科目3単位とライブ授業2つ(2単位)という今まで一番のんびりペースとなった。
第4クールはすでに履修登録済の、ビジネス日本語教授法、日本語教育演習Iを履修予定。
どちらもレポート試験なので、まあどんどん進めてしまってよい。
プラス12月中旬にライブ授業が1つ。
それからレポート書きかけの計量言語学は、レポートを出した上で、2月に最終試験があるので、あんまり間を開けてしまうと、検索の方法を忘れそうなので、先に上2つをやります。
これで今年度の授業は全て終了。
来年度はライブを1つと教育実習を残すのみです。

さて、来年度の継続について大学からお知らせが入っていた。
その中に、「スクーリング受講希望の方は、健康診断書(コピー可)の提出が必要です。 【診断項目:身長、体重、視力、聴力、胸部X線(レントゲン)、尿検査】」とあった。

健康診断書が必要なのは分かっていたけど、内容をよく読んでいなかったので、今見て、頭を抱えた。
もし、これをドイツでやるとすると、
①内科(ホームドクター) 身長(自己申告)、体重(自己申告)、尿検査
②眼科 視力
③聴力 耳鼻科
④胸部X線 放射線科
と4か所も医者巡りをしないといけない。

ドイツではあまり健診が進んでいなくて、持病のない人はやるとして歯、婦人科、皮膚科(皮膚がん)くらい。
婦人科は健診を受けていないと、実際病気になったとき、健康保険が全額払ってくれないという噂を聞いたので、一応毎年行っていた。
歯も健診に行っているとスタンプがたまって、スタンプが多いと自費治療分が安くなる?と聞いたので、一応スタンプは集めているw

婦人科は50歳過ぎから2年ごとにマンモグラフィー検査があるそうで、今年初めて招待状をもらい行ってきた。
(そしたら再検査の通知が来て、慄いた!
通知から4日後の招待だったので、すぐに行けて、どきどき期間は少なくて済んだけど、もしガンで余命が決まったら娘たちは学校を休ませて旅行しよう!と思った。
まあ、旅行には行けない結果になったのでよかったけど)

その他、健康保険が35歳以上に2年ごとに最低限の健診をしてくれることになっていて、内容は尿検査数項目と血液検査数項目だけ。
私は内科の先生にプラス80ユーロでもっと項目増やせるし、超音波をつけると言われたので、自費で何回かやったことはあるけど、最近していない・・・
このとき、身長体重は自己申告だった。
なので、この制度を利用すれば、尿検査は無料でできる。

でも、他のは自覚症状なしで健診をしてもらい、さらに診断書を出してもらい、でいくらかかることやら!
自分で翻訳するのも面倒と言えば面倒。
(政府指定の翻訳者って言われるのはもっと面倒だけど!)

ということで、教育実習で帰国するときに日本で健診を受けた方がいい気がしてきた・・・
今、可能かどうか検索してみたら、健診人間ドック検索サイトがあった!


場所や、料金も入れて検索できるし、予約もできるので、教習の日程が決まったら、近場で安いところを抑えておけばよし!
まあ、それで悪い結果が出て、教習が受けられないってことはないだろう。
(つまり、この健診提出に全然意味はないと思う。
ただ、自分が通っていた大学でも健診はあったから、義務なのかも。)

日本に入れば、勤務先や自治体で無料で健診を受けられるし、提出はコピーでもいいから、日本在住の人は簡単だろう。
でも、他の国では事情が違う!
まして、ドイツ人は放射線を恐れている人が多いから(電子レンジを持たないとか、飛行機に絶対に乗らないとかとてもよく聞く!)、症状もないのに、わざわざレントゲンを撮るということがない!

もし、海外在住の人で通信大学を考えている人は、スクーリングのときは健康診断書の提出があるかもしれないということを知っておいた方がいいと思う。


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