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「君にカエル」~助詞1つで意味が変わる日本語の面白さ

娘たちの好きなK-popグループの1つに、ほぼ日本人で構成されているグループがある!
その「&TAEM」(エンティームと発音するらしい。「アンドチーム」というと、バカにされるw)の曲に「君にカエル(Maybe)」というのがある。

娘たちは車に乗ると、自分の携帯をUSBでつないで、車のスピーカーで聞いているんだけど、ちゃんと車のディスプレイ(オペルくん純正!)は、日本語も表示できるので「君にカエル」と出る。

それが私には面白くて、毎回「ハイ!」と手のひらにのせたカエルをあげるふりをする。

(前略)
いつでも君に帰るから 離れないでいて僕から
背中合わせ眠る君は 僕の知らない夢の中
いつもと変わらない日々は 僕だけ忘れられたようだ
And I'm still right here with you また君を好きになる
Maybe it's you 覗き込んだ君の瞳
そこに映る僕はカエル

&TAEMの「君にカエル(Maybe)」---変な歌詞だよね?!


まあ、これは漢字と仮名の問題もあるけど、「君」と「カエル」という2つの名詞の間にどんな助詞が来るかによって、意味がぜーんぜん違ってくる!
この日本語のマジックを学習者(にほんごクラブとか)に教えたくて、パワーポイントスライドを作ってみた!


格助詞「に」---動作の到達点
格助詞「の」---連用修飾、所有
並列助詞「と」---列挙
ていうか平成か
ヒロシといえば、これかスチュワーデス物語
係助詞「は」---取り立て
格助詞「が」---主体
係助詞「も」---類似
格助詞「を」---対象
格助詞「で」---道具材料
並列助詞「か」---選択
並列助詞「や」---一部列挙
格助詞「から」---起点
格助詞「より」---比較

おあとがよろしいようで!

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