「みいちゃんの日本画お稽古」vol.29【隈取り】墨の濃淡で立体感などを表現する

「骨描き」に墨を入れた筆で線を引き、隈取り筆でぼかしを入れていく過程をご紹介しています。
「隈取り」はモチーフの質感や立体感を墨や絵の具の濃淡で隈を作り表現する技法です。
隈取りという表現技法にも種類があり、陰影をつける「かげ隈」、片方を暈す「片ぼかし」、モチーフを強調する効果で線の外側を暈す「外隈」、暗い色調に明るい色をハイライト的に入れ暈す「照隈」などがあります。
水墨画の筆の穂で隈をつくる方法を以前ご紹介しましたが「隈取り」は二本の筆を交互に使い、紙の上で隈をつくる方法です。

関連動画
◯「みいちゃんの日本画お稽古」vol.28【骨描き】墨で輪郭線を引く
https://youtu.be/FFrYoh99gRk

◯「みいちゃんの日本画お稽古」vol.10 筆の穂でグラデーションを作る
https://youtu.be/A6euT-UgzUk

◯「みいちゃんの日本画お稽古」vol.11 続・筆の穂でグラデーションを作る
https://youtu.be/O0ORSaeyXRQ

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