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ニッチすぎる。日本画とアートセラピー。
私の自己紹介。
その一。「アートセラピーをしています」とお伝えして、「ああ!なるほど!」と言っていただけることは十中八九ない。
人に職業を説明するときは、「アートを用いて、言葉にならない気持ちを表現し、心身の健康を目指す心理領域のお仕事です。アートセラピストは、欧米など多くの国では国家資格なんですよ。」と補足を付け加える。
すると、相手の方も「あー、へー、、、素敵なお仕事ですね!」と、きっと頭にハテナがいくつも浮かぶ中で、相槌をしてくださる。
その二。「日本画を学んでいました」お伝えして、「ああ!なるほど!」と言っていただけることは、まあまあ、ある。
しかし、「墨で白黒の!」「葛飾北斎とか?」と言うお返事がかなりの割合で返ってくる。
「日本画は墨も使いますが、岩絵の具という固有の絵の具を使って色をつけるんですよ」「葛飾北斎は版画ですね」と補足をお伝えすることが多い。
すると、相手の方も「あれ…そういえば日本画ってどうやって描くんですか?」と日本に生まれ育っていても、日本画を知らないことに気づいて質問をしてくださったりする。
今、私がやりたいことは、そのニッチな分野同士の「アートセラピー」と「日本画」が重なる領域。
ニッチすぎて、語ると大概は相手の方の顔が曇るが、致し方ない。これが私がやりたいことなのだもの。
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