人間の寿命は38年。
明日、私は人間の寿命を超えます。ただし、生きていれば。ですが。
自然のままなら、人間の寿命は約38年──DNAの解析でさまざまな種の寿命を推測する新手法で導き出された数字だ。
DNAメチル化と呼ばれる、DNAの特殊な変化を使って動物の年齢を特定することが出来るらしい。それによると、人間の寿命は約38年。
本当に上手くできすぎた話だと思われるかもしれないが、
ちょうど明日は、私が誕生してから39年目に突入する日である。
そうか、肉体としては「これにて終了。」という時だったとは。
まだまだ生きるつもりでいたのだけどな。
生物学的な寿命を超えて、なお生きると言うのはどんな感覚なんだろう?
人間の寿命は約38年。
宇宙よろしく広大に広がる情報の海の中、
隕石のように、私目掛けて超絶なタイミングで飛んできた言葉。
このパワーワードとの出会いが38年目を終える日、というアンビリーバボーな引きの強さよ。
そういえば、私は手相がちょっとおかしな事になっていて、生命線が短く途切れて、別ラインの生命線が途中から発生する。
これを何気なく、手相が分かる人へ見せたら、感想が「あぁ、25歳で一回死んでるね」だった。
25歳は、父親が急逝した年齢。
あの時、初めて死について真剣に考えた。
死ぬという事がこういうことなら、生きるという事はどういうことなのか?
手相の人の言う通りならば、
知らない間に、その時に私は一回死んで、もう一度生きることにしたらしい。
人間の寿命は約38年。
スイスの心理学者ユングが注目した「シンクロニシティ(共時性)」と言う言葉がある。日本語にすると”意味ある偶然”。
このタイミングで「DNA的には寿命です」と知らせが来たのだ。
ただの偶然で終わらせたら、お知らせを出してくれたどなたかがガックリするだろう。
「明日、私は、もう一度死ぬのかもしれない。」
笑って主人に言ったら、困惑していた。
明日、生きていたら、noteでお会いしましょう。
ありがとうございます。サポートは、日本画の心理的効果の研究に使わせていただきます。自然物由来の日本画材と、精神道の性質を備える日本画法。これらが融合した日本画はアートセラピーとなり得る、と言う仮説検証の為の研究です(まじめ)。