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夫と義母-2



ご紹介いただきました😊

チェーンナー様の企画に参加したいという気持ちが芽生えつつも、特性・「不精」が発揮され、締切に間に合わない…と静かに悟りを開いております。
ちゃりれれ様がおっしゃるとおり、noteを覗くというのは、宝箱をひっくり返すみたいに、いろんな想いに触れられますね😲



やっと冬を感じる冷たい朝
けれど空には昨晩の雨で、
谷川俊太郎さんを送るような虹がかかっている


夫と義母-2




義父の誕生日祝いで、S県のホテルに土日宿泊し、食事をしてきた私たち家族。

息子は自閉症スペクトラムの診断をもらっていますが、息子が産まれた頃から、孫の成長を心配する義母に、いろいろと「こんなことが出来るようになった」とポジティブな報告を心がけています。

ただ、義父はともかく、義母に対して、こういう報告はあまり意味を成さないかもと、ようやく感じるところが出てきました。

というのは、義姉から義母が「なかなかの毒親」とは聞いていたんですが、嫁いびりをするわけでもなく、少し心配性なだけで、何くれと世話を焼いてくれて、頭も良い、スーパーマザーだと感じていました。

それがどう感じるようになったかというと、有り体にいえば、子や孫を手っ取り早く自慢の種にしたいのが分かってきた。あえて皮肉を言うと(優しい義母に言うことはないけれど)、棺桶に孫からの手紙とか心のこもったものより、賞状など入れてあげた方が喜ぶみたい。

夫から、就職先が決まったとき、報告したけど、あまり喜ばれ無かった、というのを聞いたことがあるんですけど、ネームバリューが義母的に微妙だったんですね。

嘘が吐ける器用な人ではない。

「もう少し上を目指せなかったの?」

そういうのが、まあまあ露骨に表情に出る。

義父の祝いの食事の席で、義両親が久しぶりに都心に出た話をしていたんですけど、私立の幼稚園に通うお子たちが何人か連れだって、電車の中で九九を勉強していた話をしていてね。

義両親は、気になるみたいなんです。

息子や私にプレッシャーを与えようとしているのではなく、気になるのは「そこ」。

もう自分の人生は終わりかけというときに、町に出て目につくのが、「幼稚園生の学習進度」っていう。

ここに「自分の息子の学習進度すらあんまり気にしないダメ母」がいるというのに…。





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