私的働き方革命 ただ嵐が去るのを待ってる人たち
私的働き方革命 ただ嵐が去るのを待ってる人たち
しんどいです。
書くネタにはなってるかもしれませんが、書く気にもならん。そんな微妙な心情でした。
通勤中、駅に近づき皆忙しくホームに吸い込まれていく中、女性がスマホを落としたので、ササッーと拾って「これ、落としましたよ」と後ろ姿に伝えると、「あ、ありがとうございます!」声は明るいけど、終始視線は下向き。
「誰かが拾ってくれた」ではなくて、
「すぐにスマホが見付かった」ということに、喜んでいる…。
とても些細な事だけど、この程度の事「恩に着せたい」わけでもないけど、そうした些細な気持ちのやり取りが無いと、どんどん自分が無意味で存在価値が無いように思えてくる。
ネットでは「承認欲求が強すぎる人間」を貶める傾向があるけど、こんな世の中じゃ仕方ないのじゃないかな。
袖触れあうも多少の縁ながら、偶然にも私があなたの顔を見ているときでも、あなたは私の顔を見ていない、そういう虚しいことが多い。
などと書きつつも、この日はnoteに「幸せに感じる」とコメントをいただいたことで、気持ちが上向いた単純な性なのですが。
職場での労基署監査の件ですけど、また、どうしようか悩む事態が生じました。
不肖の課長は(是正勧告に対する報告用に)労働者の残業実態を調査するから、残業代を請求するのなら、用意したシートにチェックを入れろ、というのですが、
三年分のシートに対し、回答期限は一週間。
残業代を請求する場合は、その日なんの残業をしていたか記載すること。
「特別に」休日会社を開けるから、希望者は出社しても良い。
「用事があるから無理です」
と私が言うと
「○○さんは、一年で皆より少ないから出てくる必要無いと思います」
どういうことか?と問うと、今回是正勧告を出したのは本社管轄の労基署で、工場勤務の時は違う部署にいたから。
どうしてこの人は、労働基準法に素人なのに、プロの監督官から出された是正勧告を自分の都合良いよう捉えるんだろう?
主人から監督官の知り合いに聞いてもらうと、三年間のうち1日や2日、残業の実態があったか問うのならともかく、当人に期限一週間で確かな回答を迫るのは無理がある。
当社の「事前残業申請書」の様式や記載ルールがいかなるものでも、労働者はタイムカードに従って、「作業日報の通り」などと簡単記載し残業代請求で十分有効。
ちなみに、調査票には
「放棄する(請求しない)」の項目がある。
無料の社会保険労務士に相談して、「労働者が請求を放棄すれば支払わなくても良い」と聞き、これだ!と思ったんだろう。
あわよくば「請求権を放棄させたい」という、課長が社長に阿り社長もそれに甘んじている姿勢が、調査票から伝わる。
そして、課長は土日出勤して、一生懸命エクセルでタイムカードの時刻を打ち込んでいたらしい。
てっきり私は当社の使用するクラウドのシステムからデータを抽出して、抜けは「ねつ造」でもしたか、と思った。
私はもともと会社を傾けたくて労基署に情報提供したわけじゃないので、
「課長(社長や部長)が是正勧告にショックを受けて反省するなら、解決金という形で本来もらう金額より少なくても良い」と思っていたのです。
けれど、彼らは全然反省していません…。
残業代未払いが問題となっているのに、
41号労働者ではない管理職・課長の「献身」で不当に人件費を低くしようとすることが、ひいては、後進が育たない(※部下へ示しを付けるために、サービス残業をたくさんした方が高く評価されるという例を作り続けてはいけない)、課長の翻意で会社が危うくなるというリスク査定をしていない。
もう、社長は叱責はもちろん、課長を処分しても良い十分な名目が出来ています。
叱責はおろか、課長は調査に対して「請求しないでほしい」と仄めかし、さらに「これを期に勤怠管理システムを導入します」と宣言しており、それを自分の業績にするつもりらしいです。
また、労働者的には、請求権を放棄したら、万引きを繰り返す犯罪者のように、「以前上手くいった方法」を繰り返すに違い無いのです。
主人からも、相手へ反省を促すなら
「全額請求する」方が良いと言います。
私はどうしようか。
けれど、こういった事態でも、係長のいうように課長がサイコパスかというと、違うとは思うのです。
これはスポイル、甘やかすとダメになる人…だと思う。