ウクライナ侵攻に対する各国の対応
この件について、社会学者の三浦瑠麗氏は「中国はバランスを取ろうとしている、ウクライナ優勢で停戦合意に持ち込むしかない」と発言しており、
橋下徹知事は、「NATOがロシア/ウクライナ調停に力を入れるべき」
鈴木宗男氏は「岸田首相は国益を考えて行動を」少し前に「攻め込まれた側にも問題はある」
それを某実業家のH氏は、「北朝鮮のミサイルが日本に当たっても日本の責任って言えるんですか?」と揶揄。これは批判ではなく、単なるおちょくりであり、実業家で専門外の人のいうことをわざわざ記事にすることに、品がないと感じました。
プーチン大統領と親しかったトランプ大統領は、トークショーでプーチン大統領への批判を避け、バイデン政権への批判にすり替え。
本問題の当事者、プーチン大統領は、ゼレンスキー大統領の率いるウクライナの抵抗が予想外に大きく、苛立っています。
けれど両氏にまだ会話があることは、停戦に至る希望です。
これを見るに、トランプ元大統領の言うこともあながち間違いではなかったかも、という。
「初手・「俺は関係ない」の、バイデン政権だからこそプーチン大統領はウクライナ侵攻を決意したか?」
に、ひとつ理が通っているように見えること、皮肉なものです。
事態は混迷を極めています。各国、各人の立場からの対応、発言が噴出しており、一般市民として、事態の把握すら困難を極めます。
私も2月24日当初は
あーあ、やっちゃった くらいの感覚で、ゼレンスキー大統領はすぐに亡命するのではないか?と疑っていましたが、そんなことは無かった。
ただひとつ、ハッキリしているのは、日本人の理想をいえば、どこかの国にヘイトを向かわせるような発言をみだりにしないことだと思います。
それが「教養」とか「品」だからです。
各国の対応を、難民の受け入れ数でまとめてみたいと思います。状況は刻々と変化し続けているため、参考程度に留めて、気になることは調べてみてください。
ウクライナの難民危機。
戦地になっている地域にどれくらい人がいて、そのうちのどのくらいの人が、難民になっているのか・・・?
総4,000,000人 難民(3/15)
各都市人口
Kyiv 2,611,300人
Kharkiv 1,440,000人
Izium 45,884人
Kryvyi Rih 680,000人
Kherson 283,649人
Mαriuρol 450,000人
総約5,510,000 人
命の危機に晒されている人を思うと、本当に辛いです。
次は、難民を受け入れているのはどこの国か、気になるところをざっくりと調べています。
ウクライナの隣国です。
ボルジア
一旦全ての難民を受け入れている?パンク気味
ベラルーシ
親露派
ルーマニア
よくわかりません。チャウシェスク政権のイメージが激烈です。難民を受け入れる余裕はない・・・か?
ポーランド
難民1,800,000人受入
西側へ向かう難民も、逃げる先は消去法ということでしょうか。
トルコ
経済制裁に参加せずウクライナに軍事支援(民間戦闘機のため「軍事支援に当たらない」と表明)
次に他、G7です。
カナダ
ウクライナとは縁が厚く難民受け入れに積極的のようです。
イギリス
ウクライナからの難民受入スキームを発表 120,000人 適用申請方法公開
住居提供の家庭に月5万円超の謝礼 -
フランス
10万人の難民受け入れ。
だいたいの難民受け入れ計画には、子どもたち学校に行ける内容が盛り込まれています。学校って大事ですね。単に勉強するだけなら一人でもできるけど、平和が蝕まれているあいだ、ただ命があればよし、な、だけじゃなく、「楽しい」と感じられる場を作ることが重要なのだと思います。
ドイツ
総数はわからないけれど、日に15000人の難民と、3/14時点のニュースを見ましたので、ポーランドを除いた西側諸国の難民受入数は、だいたい10万人くらいの規模なのかな、と思います。
ただ、たった数日で400万人に膨れ上がっているので、全く間に合っていないことがわかります。
また、ドイツはここ2年コロナ対策で教育システムの疲弊が深刻のようです。受入はできても、子どもたちに教育の機会を与えるのは難しい、とのこと。
イタリア
難民受け入れに、難ありと報道。
アメリカ
トランプ大統領ならウクライナ侵攻は起こらなかったか?論戦が活発になっています。
また、難民受入にも積極的ではなく、数百人程度との報道を見ました。ただ、緊急支援金として約一兆6千億円の予算を組んだとのことです。
おまけ
中国
ロシアを支援、経済制裁に参加せず。
ただ、いつまでもロシアの肩を持つわけにもいかないと思われる
当ロシアではデフォルトのリスクが高くなっているようです。代償を払うのは市民、まことにそのとおりだと思います。
プーチン大統領についても、眉唾モノの情報が多く流れています。
思うに確かなのは、
プーチン大統領は、ウクライナをナメていたとはいえ、ウクライナの非武装化と、NATOに加盟させないことは、ロシアの恒久的な平和に繋がると、「本気で」信じていることです。
東ウクライナにおける親露派の迫害や、西ウクライナはネオナチストであるというのは、戦闘行為の大義名分やたんなるプロパガンダだと思いますが、
ゼレンスキー大統領との間で、なんとか妥結点を見つけてもらわないと、事態は悪くなる一方でしょう。
NATO加盟ではなくウクライナとどこかの国で安保を結ぶ、というのはどうなんでしょうか?
※3/18 朝
そういう方向で停戦交渉が進むかもと、ラジオ番組で、聞きました。けれどまだ一週間ほどかかるのでは、とのことです。
Twitter等凍結されているみたいですが、
国営メディアで反戦を訴えた
Marina Ovsyannikovaさんに勇気をもらいました。感謝と敬意を述べます。
Kак Kруто Марина Овсянникова