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私的働き方革命 意識は彼方へ

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私的働き方革命 意識は彼方へ




最近気持ちとしては落ち着いていて(管理職や経営陣の株はストップ安、総務課長と社長の癒着について、いちいち怒りは湧かない)、通達に従い、ただの

「この部署では絶対・残業しないマン」に変身しています。


とどのつまり、問題は、課長自身が給与計算する実務担当者であり且つ管理者、しかも自身はサービス残業や休日出勤をすることで評価されてきた人で、事態を悪化させているのは、部門長も社長もそうした状態に問題意識を持てない腑抜けということです。


法の枠内に収まる社内のルールが自分に合わず、提案もハネられるという悩みなら、私がその部署に合っていないということですが、法の枠外に社内ルールがあって、それを指摘しているのに、「あなたの管轄じゃない」と言われるなら、私はもう何も言えません。


既に労基署の是正勧告は出ているので、行政処分までせいぜい足掻けば良いと思います。


けど、今尚、困っているのか…雑談なのか相談なのか、上司の指示で残業した後輩の話を聞くと、「私が言った方が良いか?」と悩むことがあります。


年若い後輩は、組織がおかしいと感じられるだけの経験が無いので、「なんかおかしい」と思いながらモヤモヤしているような気がします。


彼には労基署への相談を一度勧めましたが、それすらなんだか大事(おおごと)と感じているようで、無理強いはできません。


だからせめて、上司に何月何日 何を言われた記録をしておいたら良い、とだけ言うようにしました。


その記録を使わないなら、それも良し。

もしいつか「おかしい」と感じたら、その時、記録を元に情報収集したら良いか、と。情報過多の時代なので、法律だからって何から何まで調べたことを教えて、こうした方が良い・ああした方が良い、などというのは、かえって迷惑かと思って。


まあ、夫さんからのアドバイスですけど。


課長が、タイムカードに従い、私たちのフロアに後追いで残業手当てを付ける時に、何回か「少しくらい(サービス残業しても)良いなら別に事前申請しなくても良いけど…(残業手当はつけないけど)」と後輩に言っているのが気になりました。


まるで残業手当がつかないのは、残業申請しない課員の責任とでもいうように。


不肖の総務課長と部長は、無料の30分社会労務士相談サービスに行ってきたそうで、そこで「是正勧告にどう対応したら良いか」厚顔無恥なことを聞いてきたらしいです。


社労士は「是正勧告が出ないように」会社と協力して会社のルール作りに貢献する者ぞ?


しかも、スポットや契約金を払っているならともかく、是正勧告への対応方法なんて、30分で答えられるものじゃないよ。


監督官の言う通りに、としか言えないでしょう。


その中で、またまた、気になったのが

「労働者が残業代申請をしたくないという場合にも残業代を払わなくてはいけないのか?」と質問があったことです。


ねえ、汗水足らして労働している全国、全世界の皆様。


お給料って毎月請求してますか?

請求しなきゃもらえないものですか?


総務課長、いまだに残業は賃金の一部という認識が無い?稀薄?のようです。


20年前からでも10年前からでも、法遵守、対応していれば、決算で嫌でも

「残業代という経費が嵩んでいるので、業務を効率化しよう」という方針にならざるを得なかったはずです。


それを「課員が勝手に残業しているだけ」にすり替え、あぐらをかいてきたのは、経営陣なんです。


その責任をいよいよ問われている時に…いわゆる年貢の納め時ってやつですね。

尚、監督官相手に、誤魔化そうとしても無駄なんです。無駄!


などと喧嘩になることを滔々と言うことはできないのと、私は、後輩から部長からのシステムエラー対応で遅くなった、と聞いていたので、


「事前申請は部長でも良いということでしたので、臨時業務依頼した部長当人は、当然残業したことを知っていたのではないですか?」

「そういう場合、部長の話を遮ってでも事前残業申請をするべきということですか?」


と、くどくど横やりを入れておきました。


課長や部長に、まだ可愛げを感じるのは、禁じ手の「論破攻撃」をすると、普通にたじろぐところです。

監督官という権威が働いている以上、私ごときの言うことにイチイチ動揺している暇は無いはずですが。


「サービス残業したいならしても良い」ではなく、


課長を含めて「事前残業申請していないなら残業をするな!」が、正しいのですよ。


でないと、せっかく法律が整っていても、結局「より多くのサービス残業をしている社員が優秀」という古い慣習からいつまでも抜け出せないし、時間をお金で管理していないから、正しいデータの元、業務効率化ができない。

課長が部下に対してサービス残業を強いる雰囲気が醸成される、デメリットがたくさん。


理屈でいうなら、あえて法律を破ることでのメリットを、提示してみて欲しいものです。


しかし、なんのために「組織」に楯突くのか。諦念が大きいと、怒りは湧かないかわりに虚しさを感じます。

いずれ私は、離職や異動、「後輩を見捨てる」ことを、強く望み選択していくのだろうな。



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