大阪のクリエイター仲間3人で「コダテル“企て”体験モニターの募集」に応募し、ワーケーションを満喫してきた話
はじめに
みなさん、こんにちは。
大阪でフリーランスのアートディレクター/グラフィックデザイナーをしている上司ニシグチと申します。
コロナウイルスが蔓延してから1年以上が経過していますが、いかがお過ごしでしょうか!?
私はというと、おかげさまでお仕事はぼちぼちさせてもらっていますが、みなさまもご承知のように、昨年からリアルで完結していたものがオンラインへと置き換わり、予想もしないストレスを強いられることもしばしばで、近頃は仕事のモチベーションを維持するのが大変だったりしています。。。
「人と会えなくなった」「旅行に行けなくなった」「話をする機会が減った」など、ストレスを強いられる代表例は、ぶっちゃけこのあたりではないでしょうか。
***
きっかけは、Lboseの小谷さんからのお誘い
そんな中、2月の下旬に私がアドバイザーとして関わっているLboseで、お仕事での関わりがあるコダテルさんから、Lbose代表の小谷さん経由でお誘いをいただいたのが、今回コダテルさんに行くこととなったきかっけとなります。
今回の体験モニターの詳細はこちらになります。
前述していたストレスがたんまり貯まっていた私は、ふたつ返事で行かせていただくことを決めました(笑)
今回の旅は、簡単に言うと「愛媛県にあるコダテルというコワーキングスペースに施設を体験しに行く旅」というもの。
お話をいただいたときに、私が主宰している 上司がいないクリエイター向けのオンラインコミュニティー「ONLINE上司」で数人を募って、密にならないように配所しながら合宿的に行こうと考えていましたが、今回は宿泊の都合上「3人」という人数制限があったため、ONLINE上司のメンバーで行くことを断念したのでした。
そこで、ちょうど大阪(関西)の緊急事態宣言が解かれたタイミングだったということもあり、予てより親交があって、同じ大阪在住で仲の良いクリエイター仲間であるセキリョウスケさんとくわたぽてとさんに声をかけ、今回の募集にエントリーする運びとなりました。
以下、くわたぽてと、セキくんといういつもの呼び方に変更します(笑)
ヒサキさんも一緒に行ければ良かったのになぁ…残念です。なにわクリエイターズとして良ければ最高だったよなぁ。
というわけで、事前にコロナ対策もきっちりとした上で(PCR検査の結果を提出しました)コダテルさんに向かうこととなりました。
急きょ愛媛県への遠征が決まったこともあり、そんなに時間はありませんでしたが、ただで終わるような我々ではありません!
取り急ぎ、勢いで放ったツイートはこちら。
久しぶりに3人揃い踏みだったので、最低でも動画配信はやりたいなと思ったのでした。(この時点で話す内容などひとつも決まっていませんw)
くわたぽてとが、早々にブログをアップしてくれています。
コダテルのロケーションが仕事の環境などは、こちらに詳しく書いてくれています。
ですので、私は時系列でわかりやすくツイートなどもまじえながら、時系列で書いていくことにしますね。
***
1日目 3/14(日)
集合時間は朝9時、JR吹田駅のロータリーに集合でした。
「うぃーっす!」といういつもと変わらないダルい感じの挨拶を済ませ、くわたぽてとが運転する大きめの車に乗車し、最年長の私が助手席に、最年少のくわたぽてとが運転し、ちょうど年齢的にも真ん中のセキくんが、間を取り持つための後部座席という…毎度の年功序列のスタイルで出発しました。
早速オンライン配信の準備を済ませて「ウンナンの気分は上々。」的な座組で、オンラインの配信をはじめました。
雑な世間話しかしていませんが、思いのほかたくさんの方々に聞いていただき嬉しかったです!
有益なこともちょこちょこ言っていますので、お気軽なラジオ的に流しながら聞いてみてくださいね。
道中の長時間の運転は大変なので、ちょこちょことパーキングエリアにとまりながら、ワイワイ楽しく愛媛県に向かいました。
くわたぽてとは昔からですが方向音痴なので、カーナビがあるにもかかわわらず、何度も道を間違えながらではありましたが、やっとこさコダテルに到着しました(笑)
■外観
■フリースペース(1階)
■集中スペース(2階)
到着した時点ですでに夕方であったため、スタッフのみなさんから一通りの説明を受けてから、もともと予定されていた地元の高校生によるプレゼンテーションを横目に見つつ、仕事をして時間を過ごしました。
夜のオンライントークイベントまでの間に晩ご飯を済ませるため、コダテルのみなさんにオススメいただいた海鮮料理の「海里」というお店に行ってきました。
ツイートの雰囲気で、その美味しさをご堪能ください。
そして、夜22時から大阪のクリエイター3人による「上司とセキとぽてとの これからのクリエイターがおさえておくべき5つの戦略」と題したトークセッションをYouTube Liveで生配信しました。
こちらもたくさんの方々に見ていただき嬉しかったです!
急きょコダテルのみなさんにも冒頭で登場していただきましたが、終始笑いの絶えない感じですごく楽しかったです。
画面のデザインは、TV「ボクらの時代」に寄せているのは、無論言うまでもありません(笑)
終わった後に記念撮影もしましたが、アフタートークにも花が咲き、寝床に着いたのは深夜1時を回っておりました。
クリエイター仲間のQAZさんが、今回のトークイベントのレポートを爆速でわかりやすく書いてくださったので、是非合わせて読んでみてください。
タイトルは、くわたぽてとがトーク中に知恵を絞り出して言い放った「PDCA」の和訳がタイトルになっておりますので、あしからずです(笑)
***
2日目 3/15(月)
朝7時30分に起床。
1日6000個も売れるという元祖「塩パン」のお店、塩パン発祥のパン屋さん「パン・メゾン」に朝ご飯を食べに行こうということになりました。
車で5分ほどの近さなので、行かないという選択肢がありませんよね。
この元祖塩パンが、めちゃくちゃ美味しくてですね…大阪にできてほしいと本気で思ってしまったぐらい美味しかったです。
我々は、お店のイートインスペースで食べさせてもらっていたのですが、取っかえ引っかえお客さんがやってきて、大量に塩パンを買って行かれる様子を横目に、私もお土産用に塩パンを10個購入しました。
冷凍して保存しておくと長期間保存可能とのことです。
パンを食べまくった我々ですが、私とくわたぽてとのみ昨日はお風呂に入ってなかったため、二人でしっぽりと近くにあった温泉「みなと湯」に行ってきました。
さっぱり汗を流した後は、コダテルに戻って少しばかり仕事をしました。
ランチタイムには「アゴラマルシェ」という道の駅で、八幡浜市の名産の海鮮丼や鯛めし、八幡浜ちゃんぽんを頼んで、みんなでシェアしながらいただきました。
その後は、コダテルの近くにある神社に行って見たり、コワーキングスペースで仕事をして過ごし、たまたま居合わせた愛媛県 企画振興部 地域振興局 地域政策課のみなさんと、お話をさせていただきました。
八幡浜が今抱えている課題や問題、今取り組まれている活動内容などを伺いつつ、我々デザイナーができること、携わっていけそうなことをお話することができました。
八幡浜を地方と言ってしまうのは良いのかわかりませんが、地方が抱える第一の問題として「人口減少」というものがあり、その問題を解決すべく県をあげて地域の復興に前向きに取り組んでおられる方々から直接話を聞くことができたのは、個人的にも本当に勉強になりました。
農業や漁業という豊富な資源がある八幡浜ですが、商品を売るにはどうしたら良いのか、まだまだわからなくて悩んでいる方がたくさんいらっしゃるとのことでした。
昔のやり方を今も踏襲していて、前向きには考えているけどやり方がわからない、どうすれば良いのかさえわからない、そんな話も耳にしました。
立ち話ではありましたが、その場で色々なことを聞きながら、色んな提案を3人でさせていただきました。
これからどうつながっていくのか、関わっていくのか、まだまだ全然わかりませんが、代表の濵田さんがすごくいい顔されていたので、これからあれこれ企てていかれることだと思いますので、すごく期待しております!
すごく充実した時間を過ごさせてもらったコダテルでの時間はここまで。
***
その後、我々は宿泊する松山へと車で移動し、早速夜ご飯を食べに街に繰り出しました。
松山鯛めし 秋嘉本店というお店で、鯛づくしのお料理を満喫しました。
見ての通り、めちゃくちゃ美味しかったです!
***
3日目 3/16(火)
朝8時30分にホテルのロビーに集合。
それぞれに夕方から打合せや仕事があったので、早々に大阪に向けて車を走らせました。
それぞれにめちゃくちゃ疲れていましたが、誰も寝たりすることもなく、車の中の会話はクリエイティブな話ばかりで、やっぱりものづくりに携わっている人間は最高だなと思いました。
というわけで、昨日は早い時間に泥のように眠りにつきました。
3日目は、ほぼ帰るだけでしたが、これにて「コダテル“企て”体験モニターの旅」は終了となります。
***
おわりに
時系列で今回の旅を振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか。
お誘いいただいてから行くまでの期間が短かったですが、できる限りでクリエイターらしく色んな「企て」を実行してみた次第です。
このようなコロナ禍の中、個人的にもこのような旅に行くというのは久しぶりで、しかもクリエイター仲間どうしてお泊まりをするというのもなかなかできるものでもないので、すごく楽しく3日間を過ごすことができました。
コワーキングスペースという需要が高まってきている中で、コワーキングスペースをどういう場所にしたいのか、どうやって人を集めるのか、どうやって繋げるのか、このあたりのアプローチはその場所(地域)によって異なり、その答えはその場所にしかないのだと感じました。
つまるところ、コミュニティーをどうやってデザインしていくのかとなってくるわけですが、オンラインではなくオフラインで形成してくことはもはや明白なので、これから我々デザイナーがやるべきこと、やっていくべきことが個人的により鮮明に理解できた気がしました。
そして、何より今回3人で旅ができたことをすごく嬉しく思っています!
本当に外に出ていなかったですし、長い時間人と話をすることもなかったので、すごく気分もリフレッシュされましたし、お互いの近況なども報告し合えたり情報共有できやことで、すごく前向きな気分になれました。
またどこかのタイミングでコダテルに行って、みなさんと一緒に色々なことに携わることができればいいなと思いつつ、今回のレポートの筆をおきたいと思います。
本当にありがとうございました!
コダテルが気になる方は、こちらをチェックしてみてくださいね。
【上司ニシグチのプロフィール】
上司ニシグチ | 西口明典 | Akinori Nishigucgi
1979年大阪府生まれ、大阪府育ち。
アートディレクター/グラフィックデザイナー。
芸術大学卒業後、2002年大手百貨店に入社。
その後、デザイン制作会社を経て、2019年から
フリーランスとして複数の企業のクリエイティブに携わる。
ゼロからのブランドづくりをはじめ、ロゴ制作、商品企画、
販促ツールの企画制作、パッケージデザイン、
コンテンツの設計、ブランディングまでをトータルに手掛ける。
いつも読んでくださりありがとうございます! サポートいただいたものは、飼っている犬のミーちゃん(♀)のご飯代として、大切に使わせていただきます!(^_^)