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note:灰色楽団と共に。


── 【GLAY】、私の原点。

【GLAY】というバンドが日本に存在する。

1994年5月25日にCDデビューを果たした。
そして、2021年5月25日で27周年


2021年5月25日
GLAYさん、デビュー27周年、御目出度う御座います。


ずっと好き。

出逢った時から、今までずっと好きだという距離感の位置が変わらない存在。
好きになった時からずっと、例えるならば──
ステージに居る彼等を、客席のアリーナ25列ぐらいの距離から近すぎず遠過ぎない個人の精神的な立ち位置で、GLAYの活動を観ることが出来ている、というか。音源や映像集を発売しても、公演に足を運んでも、出逢った時からストンと、まるで定位置のように自分の感覚に合った場所からGLAYと云うバンドを観ることが出来て、お慕いしたいからお慕い申し上げて推し続けている。
なんとも不思議な感覚。


27年間の紆余曲折、「絶対に解散をしない」と宣言している4人組のバンド。活動に於いて云々あった時期も確かにあるが、活動休止をすることなく27年もの間、【GLAY】という道を走り続けている。
4人で過ごしている時間は、「ずっと夏休みのようだ」と云っている。
その言葉を聴いて、感覚が良いなと思った。
ずっと一緒に居ることが出来る存在の方々と生業をしているから。
誰かと一緒に楽しく過ごせることは、人生に於ける財産だと思う。
まだ出逢っていないだけかもしれないが、少なからず私にはそのような存在は居ないからだ。

曲が良い。歌詞が良い。
会話がちょっと可笑しいところも、なんとも云えない感覚が私には面白い。
歌詞の言葉に何度も生きていくのに折れそうな時を支えてくれた。
美しい言葉の表現を教えてくれた。
沢山の笑顔を届けてくれて、優しさが重くて。
彼等同士で会話をしている時、何年経っても、何十年経っても楽しそうに笑っている。時に冷静に真剣に時勢や音楽に向き合っているのに、結局はまた他愛のないことで笑い合ってる。今にも笑い声が聞こえてきそうなくらいに。



何せ、ファンに対することも人間性の大きさが現れている心意気が好きだ。



性格も違えば、方法も其々違うのは言うまでもない。
どうなるかは判らない中で、常に可能性を探しているけど、面白さも健全さも忘れずに互いに尊重しているから、GLAYさんはいつも良い作品が出来上がるのだろう。
GLAYさんは1990年代、2000年代、2010年以降と駆け抜けてきた都度の時代で、置かれている環境や周りの人達との相性が良くて、尚且つ、彼等の順応性の高さや変化に対する捉え方が物凄く良いなと感じるし、限られた中で自分達の出来る事や可能性を模索しながら進んでいける方々の集団だから良いのだろうと思う。

世の中が変化する常でも、GLAYさんは真摯に音楽に向き合う為に環境を模索している印象がある。
逆境に挑み、いつも楽しんで「4人のGLAYが健康的なGLAYで居る為に日々新たなGLAYを探している」ような。
「絶対に解散しない」と公言しているバンドを私は好きで長い間信じている。
「GLAYにはGLAYにしか出来ないこと」がある。それは、GLAYさんだけじゃない、表現する側に立つ全ての存在に同じ事が云えると思う。
「新しい」と感じた全てを、可能な限り率先して取り入れて、また新たな表現をしてほしいし、背中を見せ続ける存在であってほしい。





2021年5月25日
GLAYさん、デビュー27周年、御目出度う御座います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
大好きです。

いってらっしゃい!!!!