時間をかけてやっと飲み込めることもある~1ミリずつのスウェーデン語
飲み込むタイミングがわからず噛み続けたモツがついにノドを通り抜けた時のような。
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スウェーデン語の勉強、今日は発音について。
Duolingo(語学アプリ)ではリスニング問題も出てきます。
音声を聞いて学習している言語で文字を書き起こします。
私の場合はスウェーデン語を聞いてスウェーデン語で書きます。
スペル通りの発音が多い(らしい)とはいえ、耳馴染のある英語とは違ってクセがあるのでやっぱり簡単ではない。
そしてスウェーデン語に存在する母音とその発音ルールによって一筋縄ではいきません。
始めたばかりの頃、リスニングで最初につまずいたのがこの単語でした👇
sköldpadda
(訳:turtle、カメ)
どう発音すると思います?
なんとなく、「スコー…?」って言い始めそうじゃないですか?
これ、「フェルドゥパッダ」って発音するようです。
フェ!!!? どこからそんな音が!? と思いました、私は。
似たようなスペルの skor(訳:shoes、靴)は「スコール」なのに!と大混乱。
ただでさえ sköldpadda なんて10文字も使って、
見慣れないアルファベット ö も含まれていて、
さらに発音も予想の斜め上なんて!
(カタカナ書きなので正確性はともかく、とりあえずこんな感じですよということでひとつ…)
この発音、「スウェーデン語の基本単語」という本の中にこうありました。
(3)軟母音の前で発音が変わる子音字
以下の子音字は、直後に強勢のある軟母音(E,I,Y,Ä,Ö)が来ると、通常とは違う発音になります。
先ほどのsköldpaddaの例 でいうと、
sk のすぐ後ろに軟母音の ö が続くことで、「フ」の発音になるとのこと。
skor の o は軟母音ではないので音は変わらない、と。
……ほーん、なるほどですよ。
と、今日やっと飲み込むことができました。
実は随分前にスウェーデン語の発音の謎についてはすでに調べてはいたんです。
しかしこれがど~~~~~しても頭に入ってこなかった。
当時はまだ勉強を始めてさほど経っていない時期。
新しい情報に飲まれてキャパオーバーだったんですね。
今も基礎のきの字の途中くらいのレベルですが、やっと落ち着いて理解することができました。
もうこれで sköldpadda も sköldpaddor も sköldpaddorna も怖くない。
今回の「特定の子音字+軟母音」以外にも多くの発音ルールがありますが、まずはひとつ覚えただけでもよし。
また1ミリ、スウェーデン語の理解が進みました。やったね!🇸🇪
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おまけ?:
この記事で何度も出てきた sköldpadda という単語。
sköld と padda という別の単語に分けられる(?)みたいで。
それぞれの意味は
sköld = shield = 盾、覆う など
padda = toad = ヒキガエル
つまり、盾を持った、または覆われたヒキガエル……?
1つの単語で3つも覚えることができました👏
といっても、sköldpadda が実際にその2つを組み合わせた単語かどうかはわからないですが、覚え方の1つということで。
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