ありがとうBlender、おかげで初心を思い出した
今月2日から始めたBlenderの勉強。ちゃんと続けています。
ちょうど1週間。今日はこれから練習です。
未知の世界でしかなかった3DCG。
自分にはまず縁がない分野だろうと思っていました。
しかし、試しにやってみてびっくり。
初めてなのに空間に3Dの物体を作ることができた!!
それはそれは感動ものですよ!
ほんの数十分前まで3DCGについて1ミリも知らなかった素人がマグカップや動く旗を作れたんですから。
講師(=チュートリアル動画)の指示に従って操作していたら同じものが生まれるのは自然な流れでしょう。
それって実はすごいことなのでは?
ひとつひとつの操作や機能を覚えようと集中して、指先と頭に叩き込みながら理解して進める。
この単純で地道な作業を進められるのは、やりたいことに対して素直でいるからこそできることだと。
実に尊いことだなと思ったのです。
それと同時に、なんだかちょっと耳が痛いな…とも思いました。
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私はイラストレーターです。
自分の作風を確立させつつも、技術のアップデートは必須です。
そういえば長いことそれを怠ってきていたなあと、Blenderを使いながらハッとさせられました。
長年のブランクからイラストを再開したときや、初めてデジタルツールでイラストを描き始めたときなんかは、ほとんど毎日が練習と研究でした。
本やネットでいろんな使い方や描き方を探して、自分にできそうなものから取り入れてみる。
そうして同じように再現できたときは、自分のテクニックとして習得できたようですごく嬉しかった。
まさに今、3DCGの勉強をしているのと同じような状況と感覚です。
しかしここ数年は惰性のまま描いていたことに気がつきました。
いや、実際には成長がストップしていることはうすうす感じていて、でも特に対処もせずモヤモヤ感を抱えたまましばらく経ってしまった、みたいな。
苦手な部分を克服しようとせず、だましだましで描いているのがイヤだ。
自信を持って描けるようになりたいんだ私は。
でも今から練習するのも正直めんどくさい。
模写とかデッサンとか。(←この2つの違いもよくわからん)
モヤモヤしつつも、今のイラストで仕事はできているし、まあいいか…
そんな驕りもあっただろうなと思います。
なんて恥ずかしいやつ。
そりゃあ1ミリも成長しないし自信が持てなくて当然ですよ。
やる気ないなら一生モヤモヤしとけ。(たまに発動する厳しさ)
どの分野においても地道に練習を積んで力を伸ばしている人を見ては、すごいなあ、真似できんわ……と、まるで雲の上の存在を見ているかのようでした。
上にも書いたように一応は私自身にも練習熱心な時期があったわけですが、いつのまにか忘れてしまっていました。
Blenderで3DCGを勉強しているおかげで初心を思い出し、イラストもアップデートするためにちゃんと練習したいなと思えたのでした。
プロのテクニックを真似ることから始めようかな。
幸い、手元に資料はあるからすぐにでも始められます。
さあ、やれ。
あでもまずはBlenderからやりたい。
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Blenderの成果物は週に1回か月に1回、まとめて記事にしようと思います。
成長記録、大事。自分のモチベーション維持に役立つ。
2~3か月はチュートリアルの作品が続くかも。
まずは簡単な作品の再現を繰り返して、基本機能を覚えてスムーズに手が動かせるようになることが目標です。
↑これ、イラストの練習にも当てはまるよね。
苦手な部分がサラサラ描けるようになったらどえらい自信がつきそう。
がんばれ💪
ところで、Blenderですかね?blenderですかね??
ロゴは小文字だけど、テキストでは大文字。
どっちだかわからなくてめっちゃ表記揺れしてしまう。
どっちが正しいの…??