大祓詞に登場する「高津鳥」について
大物主命の娘であり、神武天皇の后妃である媛蹈鞴五十鈴媛命を祀る溝咋神社の溝咋(湟咋)と能登の気多大社の羽咋市に共通する「咋」が気になり、
その地名の「羽咋」の由来を探していたらFacebookで以下のような内容を見つけました。
垂仁天皇の時代以降に「羽咋」となったようですね。
「大毒鳥」と聞いて大祓詞に登場する「高津鳥」を思い起こしました。
羽とはハバキ(刃)のことでしょうか。「天羽々斬剣」のように大蛇のことでしょうか。
大毒鳥って毒を持つ鳥って思いつかないですが、大蛇と解釈するとすっきりします。
「越」の国なので、ふつうに考察すると大毒鳥ってヤマタノオロチということになりますね。
大祓詞の「高津鳥」って何だろうと思っていましたが、龍もしくは大蛇、ヤマタノオロチと考えると納得です。
だとすると、羽咋市の「咋(喰い)」とは余るほどたくさんある。たくさん現れる。ということだと思いました。
あと、溝咋の溝の語源、三嶋湟咋耳神の「湟」についても気になったので調べました。
「湟」「溝」とは城の(水の入った)お堀という意味のようですね。
ちょっと飛躍しますが、あの鏡のように綺麗な青い塩湖で有名な「青海湖」の東側に流れる黄河の支流を「湟水」というそうです。この辺りは穀倉地帯です。
湟水河の源流のパオフト (包呼図)山は気になりましたがGoogleマップで見つかりませんでした。
「湟水」は中国語では「況水」、日本語に訳すと「黄水」、黄河の黄です。
中華人民共和国 西寧市 湟源県 邮政编码の「況水」
追記:
湟水河の近くに気になる地名があったので
日月蔵族郷と日月山
この辺りは、吐蕃(今のチベット)と呼ばれていました。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!