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~太陽の通る道は神様の想いが通る道~vol.31 令和5年の伯耆大山のレイライン

神在月の出雲で気付いた伯耆大山の存在感から、出雲地方にとっての神奈備は伯耆大山であると感じたのでレイラインを確認してみることにしました。

伯耆大山にある「大神山神社」の御祭神は大穴牟遅神(本宮)と大己貴神(奥宮)で「大神山」の名より三輪山の大神神社との関連性が感じられます。
本社春祭は4月29日、奥宮春祭は5月24日だそうです。

かつて後醍醐天皇が隠岐に流されていた際に、伯耆大山を祈りを込め眺めていたと思われます。また、隠岐から脱出した際は伯耆大山の麓の名和港にたどり着きました。

では、実際のレイラインはどうでしょうか。

神迎祭の日の出レイラインで奈良の大神神社が現れました。神在月には伯耆大山に神様がいるのかもしれませんね。
冬至の日の出レイラインでは後醍醐天皇ゆかりの吉野山、吉野神宮や後醍醐天皇陵があります。
また、大鳥大社、葛城一言主神社、高鴨神社、葛木御歳神社もあります。伊豆諸島では八丈青ヶ島になります。
あと気になったところは伯耆大山の北西に「孝霊山」という孝霊天皇所縁の山があるのですが、神迎祭のレイラインに孝霊天皇陵があるところです。
夏至のレイラインではいくつかの霊山が現れます。
春分・秋分のレイラインでは、稲佐の浜から出雲大社、熊野大社、元伊勢の豊受大神社、竹生島、伊吹山、富士山(浅間大社奥宮)、寒川神社、玉﨑神社が現れます。

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