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2023.3.6 相場改定情報

わたしは営業マンでたまに出張に行くのですが、そんなときが重なるとなかなかnoteを更新できないなぁ~って思います。
外出先からも気軽に更新できる方法だと、iPadやノートPCなのでしょか?
今は簡単にネットに繋げられるから、そういうデバイスを購入するか迷っています。
さて、そんな出張の間いに非鉄金属相場が動いておりましたので遅れましたが書きますね。

2023.3.6、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。

電気銅          1260円/kg    (-20円) 3/6
電気亜鉛          472円/kg   (+3円)  3/1
N社ダライ粉     902円/kg     (-12円)  3/6

海外市況(3/3)
外国為替レートUSD/JPN TTS  137.70円/ドル
LME銅、現物 8945ドル/t  +49ドル/t
      先物 8986ドル/t  +39ドル/t
銅在庫  70550トン   6325トン前日比
NY銅、先物     407.8セント/t  -0.6セント
LME銅建値計算トン   127.4万円(現物)
NY銅相場建値計算トン127.7万円(先物) 

<為替>
米長期金利伸び悩みドル反落 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円42銭まで上昇後、135円75銭まで下落し、135円83銭で引けた。
ボスティック米アトランタ連銀総裁が小幅な利上げを推奨したため金利が低下し、ドル売りが優勢となった。
その後、米2月サービス業PMI改定値や2月ISM非製造業景況指数が予想を上回ると、ドル売りが一時後退も上値が重い展開となった。

<債権>
米長期債相場は反発、イールドカーブは平坦化 3日の米国長期債相場は反発。
この日発表された2月ISM非製造業景況指数は55.1と、1月55.2から小幅低下も市場予想を上回ったことを受けて長期債利回りは一時下げ止まったが、仕入れ価格は1月実績を下回ったことを受けて債券利回りは一段と低下。
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、資産購入と金融政策行動を明確に区別することが中央銀行にとって重要になると指摘したことも意識されたようだ。

<株式>
3日米国株式市場は続伸、金利低下を好感 ダウ平均は387.40ドル高の33,390.97ドル、ナスダックは226.03ポイント高の11,689.01で取引を終了した。
長期金利の上昇が一段落したため安心感から買いが先行。
2月ISM非製造業景況指数が予想を上回った一方、仕入れ価格が前月より低下したことも好感された。
金利低下がハイテクの買戻しにもつながり、相場を支援。
終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。
セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方で、食・生活必需品小売りが下落。

<米原油先物>
3日のNY原油先物4月限は上昇。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+1.52ドルの79.68ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは75.83ドル-79.87ドル。
米国市場の前半にかけて75.83ドルまで下げたものの、まもなく反転。
米国市場の終盤にかけて米長期金利の低下や株高を受けて79.87ドルまで一段高となった。
通常取引終了後の時間外取引でも79ドル台後半で推移。

<NY金先物>
3日のNY金先物4月限は強含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比+14.10ドル(+0.77%)の1854.60ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1842.00ドル-1862.60ドル。
アジア市場で1842.00ドルから1850ドル台に上昇。
米国市場の中盤にかけて1844ドル台まで反落したが、長期金利低下やドル安を受けて反転し、通常取引終了後の時間外取引で1862.60ドルまで一段高となった。

<所感>
前回3月1日の改定時と比べ為替は円安、LMEは100ドル上げ、NYは2セント安と、見たところ下げの要素は見えづらいです。
ただ改定時の背景はLME先物も9000ドルを超えてきており、NYも計算値で9000ドルを超えておりました。
先行き高騰気配もあったことからNY相場を加味した改定だったと思います。
今回は、LMEもNYも弱含み相場な背景から計算値より安い改定となったのではないでしょうか。
気になるのは電気銅在庫量の増加要因です。
中国政府が示した今年の経済成長率目標が5%前後と、市場予想の5.5%を下回る控えめな水準だったことが要因ではないでしょうか。
銅消費世界1位の中国景気減速は、銅市況にとって良いニュースにはならないですね。
今週、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は7、8両日に議会証言を行う予定で、利上げペース加速が必要かどうかについて質問が出る公算が大きいため注目です。

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