2023年10月2日 非鉄金属相場改定情報
本日、電気銅・電気亜鉛・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1280円/kg (+20円) 10/2
電気亜鉛 457円/kg (+18円) 10/2
N社ダライ粉 909円/kg (+19円) 10/2
海外市況(9/29)
外国為替レートUSD/JPN TTS 150.58円/ドル
LME銅 現物 8230.5ドル/t +118.5ドル/t
先物 8306ドル/t +73ドル/t
銅在庫 167825mt 0mt/前日比
NY銅、先物 372.6t +3.15セント
LME銅建値計算トン 128.1物
NY銅相場建値計算トン127.6物
<為替>
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円96銭まで下落後、149円49銭まで反発し、149円37銭で引けた。
8月のコアPCE価格指数は前年比で伸びが7か月連続鈍化、2021年5月来で最低となったため米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退し、米国債利回り低下に伴いドル売りが強まった。
しかし、市場の年内の追加利上げ観測が根強く下値も限定的となり、押し目からドル買いが再び強まった。
<株式>
NYダウは158ドル安、政府機関閉鎖への警戒感が上値抑制(29日) 米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は158.84ドル安の33,507.50ドル、ナスダックは18.04ポイント高の13,219.32で取引を終了した。
8月コアPCE価格指数の伸び鈍化で、金利高を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。
長期金利の低下に伴い特にハイテクが上昇した。
その後、月末、四半期末の調整売りに加えて、連邦予算案期限を明日に控えて下院が共和党のつなぎ予算案を否決したため政府機関閉鎖への警戒感が一段と強まったほか、自動車労働組合(UAW)ストライキ長期化を警戒した売りが強まり、下落に転じた。
終盤にかけ、ダウは下落幅拡大もナスダックはかろうじてプラス圏を保ちまちまちで、終了。
セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、エネルギーが下落した。
<米原油先物>
29日のNY原油先物11月限は続落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.92ドル(-1.00%)の90.79ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは90.35ドル-93.10ドル。
米国市場の中盤にかけて93.10ドルまで反発したが、需給ひっ迫を警戒した買いは拡大せず、米国市場の後半にかけて90.35ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に91ドルを下回る水準で推移。
<NY金先物>
29日のNY金先物12月限は弱含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-12.50ドル(-0.67%)の1866.10ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1862.30-1896.70ドル。
米国市場の序盤にかけて1896.70ドルまで買われたが、利食い売りが入ったことで1862.30ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引ではおおむね1865ドルを挟んだ水準で推移した。
<中国>
民間不動産調査会社の中国指数研究院(CIA)が1日発表した調査結果によると、中国100都市の9月の新築住宅価格は前月比で平均0.05%上昇し、5カ月ぶりに上昇に転じた。
上昇幅は21年10月以来最大。不動産業者は最近打ち出された一連の支援策を活用するため、より高品質な新規物件の着工を加速させた。
9月に価格が下落したのは100都市中30都市のみだった。
政府はここ数週間に、一部融資規則や一部都市の住宅購入規制緩和など、一連の住宅購入支援策を発表。
これにより北京などの大規模都市で若干の販売増が見られたものの、改善は短期的で、より小規模な都市では需要が枯渇する恐れがあるとの指摘も出ている。
中国国家統計局が30日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.2と、景況拡大・悪化の分かれ目となる50を6カ月ぶりに上回った。
中国経済が底を打ち始めたとの見方を強める結果となった。
<所感>
10月各相場が上げスタートとなりました。
為替は円安となりTTSは1ドル150円を超えました。
LME電気銅相場は、先週8100ドルを切る展開もありましたが、週末に8300ドルまで回復し、現在8200ドル台で推移してます。
中国は9/29~10/8まで休暇となるのですが、経済回復の兆しが見える指数になってます。
米国株式についても9月は下落の月でしたが、10月は反発していくのでしょうか。
原油相場は高値安定といったところです。
私見ですが、10月ですが、FRBの年内追加利上げがちらつかせている為、米国株式も為替もさほど大きな動きは無いと思います。
なので投機的な要因あkら、8100ドルから8500ドルの間を売買されていくと思います。
10月も各国(主に米中)の景気支援施策による一喜一憂は続くと思います。