2023.6.1 非鉄相場改定情報
本日、電気銅・電気亜鉛・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1180円/kg (-10円) 6/1
電気亜鉛 367円/kg (-3円) 6/1
N社ダライ粉 811円/kg (-7円) 6/1
海外市況(5/31)
外国為替レートUSD/JPN TTS 140.77円/ドル
LME銅、現物 8017ドル/t -105ドル/t
先物 8063ドル/t -43.5ドル/t
銅在庫 99150トン -550トン前日比
NY銅、先物 363.1セント/t -2.7セント
LME銅建値計算トン 117.1万円(現物)
NY銅相場建値計算トン116.6万円(先物)
<為替>
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円38銭まで上昇した後、139円24銭まで下落し、139円35銭で引けた。
米国の4月JOLT(求人労働移動調査)求人件数の予想外の増加を受けて、ドル買いが一時急速に強まった。
しかし、その後は債務上限関連法案の採決を控えてリスク回避ムードが根強いなか、FRB当局者の利上げ見合わせ言及が相次いだことで、ドル売り・円買いが優勢になった。
<株式>
米国株式市場は下落、債務上限問題巡る下院採決の結果待ち ダウ平均は134.51ドル安の32,908.27ドル、ナスダックは82.14ポイント安の12,935.29で取引を終了した。
債務上限問題を巡りバイデン大統領とマッカーシー下院議長の合意を盛り込んだ「財政責任法案」の下院採決を控え、警戒感から寄り付きは下落。
また、4月JOLTS求人件数が予想外に増加し追加利上げへの警戒感が高まったこと、中国の経済指標が市場予想を下回ったことも相場の重しとなった。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官らの発言を受けて6月会合での利上げが見送られる可能性が再浮上すると、午後には下げ幅が縮めた。
月を通じてダウ平均は下落、ナスダックは上昇した。
セクター別では電気通信サービスやヘルスケア機器・サービス、公益事業が上昇。
一方、半導体・同製造装置が大きく下げ、銀行やエネルギーなども下落した。
<米原油先物>
続落で68.09ドル、一時67.03ドルまで一段安 NY原油先物7月限は続落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-1.37ドル(-1.97%)の68.09ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは67.03ドル-69.69ドル。
アジア市場で69.69ドルまで買われたが、米国市場の序盤にかけて67.03ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に68ドルを挟んだ水準で推移。
<NY金先物>
小幅高で1982.10ドル、米長期金利の低下を受けた買いが入る NY金先物8月限は小幅高。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+5.00ドル(+0.25%)の1982.10ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1971.80ドル-1993.10ドル。
米債務法案の下院通過が見込まれているが、米長期金利の低下を意識した買いが入ったことで金先物は底堅い動きをみせた。
通常取引終了後の時間外取引では主に1981ドルを挟んだ水準で推移した。
<所感>
6月下げスタートですね。
先月下旬から大きく値下がりしており少々ため息です。
海外相場は、米国の債務上限の結果待ちで様子見感があり、6月のFOMCでの金利据え置き示唆など様子見な市況が伺えます。
中国の経済市況も予想を下回ることもあり先行き不透明感はあるが、VIX指数は低い。
いずれにせよ、近日中の米国の動向次第で大きく変わっていくと思います。