2023.5.24 相場改定情報
本日、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1160円/kg (-20円) 5/24
電気亜鉛 397円/kg (-9円) 5/23
N社ダライ粉 811円/kg (-16円) 5/24
海外市況(5/23)
外国為替レートUSD/JPN TTS 139.48円/ドル
LME銅、現物 7961ドル/t -133ドル/t
先物 8071ドル/t -104ドル/t
銅在庫 95025トン +2775トン前日比
NY銅、先物 367.4セント/t ±0セント
LME銅建値計算トン 115.2万円(現物)
NY銅相場建値計算トン116.9万円(先物)
<為替>
米FRBによる早期利下げ観測後退でドルは下げ渋る 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円91銭まで上昇後、138円29銭まで反落し、138円59銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測の後退でドルの買い戻しが一段と強まった。
ただ、バイデン米大統領と下院議長の債務上限交渉は難航していることから、債務不履行を警戒してドル買いは後退した。
<株式>
米国株式市場は下落、債務上限交渉に不透明感広がる
ダウ平均は231.07ドル安の33,055.51ドル、ナスダックは160.53ポイント安の12,560.25で取引を終了した。
債務上限交渉への先行き不透明感から寄り付き後、下落。
マッカーシー下院議長の「合意ないが、いままでにない進展」との楽観的見解を好感し一時下落幅を縮小した。
しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続を見込んだ金利上昇も上値を抑制。
債務上限交渉関係者の「依然かなりの隔たりがある」との見解が報じられると不透明感が広がり、終盤にかけ下げ幅を拡大した。
セクター別ではエネルギーが上昇した一方で、消費者サービスが下落。
<米原油先物>
強含みで72.91ドル、需給ひっ迫の思惑残る NY原油先物7月限は強含み。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.86ドルの72.91ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは71.71ドル-73.76ドル。
アジア市場で71.71ドルまで売られたが、需給ひっ迫の思惑は消えていないこと、米長期金利の低下を意識して一時73.76ドルまで買われた。
ただ、株安を嫌気して上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に73ドルを挟んだ水準で推移。
<NY金先物>
伸び悩みで1974.50ドル、ドル高を意識した売りは一巡 NY金先物6月限は伸び悩み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-2.70ドルの1974.50ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1955.80ドル-1980.00ドル。
ロンドン市場で1955.80ドルまで売られたが、ドル高を意識した売りは一巡し、米国市場の後半にかけて1980.00ドルまで戻した。
ただ、その後は上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に1977ドルを挟んだ水準で推移した。
<所感>
本日の改定は、米国の債務上限交渉が難航している影響での下落と考えます。
ただ、米国もこのまま債務不履行になるとは思いません。
5月非常に乱高下な相場であり、目先も非常に弱い相場状況になっております。
しかし、週末には反発してLME電気銅価格は再び上昇し8100ドルを大きく上回っていくと思います。
先行き不透明な状況ではありますが、電気銅価格は月内平均でK50円程下がりそうです。
このままK1000円前後まで下がると仕入れも楽になるのですが、、、。