2023年8月8日 非鉄金属相場改定情報
本日、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1260円/kg (-10円) 8/8
電気亜鉛 415円/kg (-12円) 8/4
N社ダライ粉 879円/kg (-11円) 8/8
海外市況(8/7)
外国為替レートUSD/JPN TTS 142.7円/ドル
LME銅、現物 8495ドル/t +44.5ドル/t
先物 8518.5ドル/t -15ドル/t
銅在庫 79325±0前日比
NY銅、先物 381.3セント/t -3.2セント
LME銅建値計算トン 125.4現物)
NY銅相場建値計算トン123.9先物)
<為替>
来年の米利下げ観測も金利上昇でドルは底堅く推移 7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、141円80銭まで下落後、142円58銭まで上昇し、142円48銭で引けた。
ウィリアムズNY連銀総裁(NYタイムズ紙)が「インフレが減速した場合、来年利下げが正当化する可能性」を指摘、との報道で、ドル買いが後退し、141円80銭まで下落。
その後、米財務省による入札を控え金利が上昇するとドル買いが再開した。
<株式>
米国株式市場は反発、来年の利下げ期待が支援 ダウ平均は407.51ドル高の35,473.13ドル、ナスダックは85.16ポイント高の13,994.40で取引を終了した。
NY連銀のウィリアムズ総裁がインタビューで、インフレ動向次第では来年の利下げが正当化される可能性に言及したと7日付けのNYタイムズ紙が報じたため、寄り付き後、上昇。
先週発表された7月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことも手伝い、利上げ終了期待が後押しした。
金利先高観の後退でハイテクが買い戻され、終盤にかけて上げ幅を拡大した。
セクター別では消費者サービス・メディア・娯楽が上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器が下落した。
<米原油先物>
反落で81.94ドル、ドル安一服など意識した売りが入る NY原油先物9月限は反落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.88ドルの81.94ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは81.52ドル-83.30ドル。
アジア市場の序盤に83.30ドルまで買われたが、米長期金利の反発やドル安が一服したことを受けて米国市場の中盤にかけて81.52ドルまで売られた。
通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台で推移。
<NY金先物>
小幅安で1970.00ドル、米長期金利の反発を意識した売りが入る NY金先物12月限は小幅安。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-6.10ドルの1970.00ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1966.10ドル-1981.70ドル。
アジア市場の序盤で1981.70ドルまで買われたが、その後はじり安となり、米国市場の前半にかけて
1966.10ドルまで下落。
米長期金利の反発を意識した売りも観測された。
通常取引終了後の時間外取引では1972ドルを挟んだ水準で推移。
<所感>
あっという間に7月末の価格に戻りました。
本日は為替の影響で改定となりました。
中国の需要低迷懸念が大きく重しとなりLME電気銅相場は8400ドル前後で軟調です。
現在は、相場変動の材料待ちといった状況です。
明日以降の注目指標は以下の通りです。
米国 8/10 7月消費者物価指数(CPI)
伊国 8/11 4-6月期四半期国内総生産(GDP)
日本 8/15 4-6月期四半期国内総生産(GDP)
米国 8/15 7月小売売上高(前月比)
私としては、お盆明けはやや弱い相場となっているのではと予想しております。
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