自己一致の難しさ。
保育園に入れないほうがいい、67%の給付金をもうしばらくもらって育児休業していたい。 という人が実在するというか実は相当数いることをこの記事で知った。
若い方々とロープレしていて、育休手当貰い逃げするつもり(育休中に転職活動)、とか
探したけど落ちたことにして、育休を延長しその間に第二子を妊娠しようと計画してる、ていうのは
キャリコンとして自己一致が試される。
なんだそれ、だから子持ちと、子持ち育休、時短分を人員補充なしに支える独身女性社員や男性社員らとの分断を生むんだよ、と内心いったん思ってから、
いったんわきに置いて、このひとはそういう価値観のひと、と
批判なしにフラットに見るため、10秒くらいリセットタイムが要る。
(そーゆーひとおるじゃろ?てケースとして練って用意できるほどのひとに、まだ受験生レベルのロープレでは出会ってなくて、ガチご自身の話、育休明けたら職場復帰はせず、キャリコンとして転職したいんです!
な育休中資格取得キャリコン受験生には何名もお会いしている。勿論、一切意見はしない)
保育園落ちたことにして、がどういう意味かわからなかった(職場復帰したくない、ということでしょうか→はい→理由を尋ねる、くらいで制度のことはきかない)のですが
なるほど現状、もうちょい自分で育てたい、働かなくて7割給料出るならまだ会社に戻りたくない場合、
自治体によるが、積極的落選希望にレ点を入れられる仕組みがあることをこれ読んで知り、
ママさん受験生たちが言ってたのはこれか!と
わかったのだった。
まあ、4月から、最短で復帰できるよう努力はしたがほんとに保育園入れなかった、て証明が要るようになる、てことらしいですね。
育休は2年まで伸ばせるが、ちゃんと保活した証拠ないなら、お金は出しません、て変わるらしい。
こういうの、ほんとに、自己一致が試される貴重な題材です。
私自身は、子育てはもう30年も前。
まだまだ保育園に預ければ白い目で見られ、
姑が許すわけもなく働いてませんし自分で育て、
幼稚園にあげました。
ベビーカーで電車なんて考えられなかった時代。
赤ちゃんを予防接種につれてくバスのなかで赤ちゃんが泣き出し、バスの運転士に、うるさい!降りなさい!と8月炎天下に知らない場所で無理矢理降りさせられた、そんな時代でした。
でも、それが普通で当たり前という価値観のなかで、私自身は育ち、自分も育児をした。
恥ずかしげもなく自己開示するならば、
醜い気持ちですが、本音の本音は、
いまの若い人はいいよね、です。
男性よりも、大変だった時代に24時間複数の子供をワンオペ当たり前で育てきったおばさまたちのほうが、昔は当たり前にやったもんよ、と理解がなく手厳しい、というの、正直、わかってしまう。
自己一致は、相談者とは価値観が違う自分のほうが間違っていると思うことでも、
専門用語ではない一般的な意味で共感できない考えかた生き方のひとを、あなたは正しいと言う事でもない。
私は私で考えや価値観は変えない。ただそれを押し付けないだけ。
このひとは、こういう物差しをもってるひとなんだな、私とは違うんだなと、対峙でなく、横に立つだけ。
これは、物凄くしんどいし、難しいことです。
自己一致、皆さんは自身ありますか。
自分的にはギョッとする考え価値観のクライアントに、どう向き合いますか。