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そっくりさんが3人に!藤井風の中に答えはあるのか?ティモシー・シャラメとボブ・ディラン
数日前に、藤井風くんの「い•ろ•は•す」の撮影ビハインドがYouTubeにあがり、風くんファンの友達とLINEグループで盛り上がった。
風くんって水が似合うよね
色も味も匂いも要らない、まさに「水」!
風くんがピュアだから、周りの人も心が澄んでいくみたい
悪い心で風くんと接することができなくなるんだよ、きっと
もはや存在が神だね、風くんは。
そうそう!風くんの歌詞はバイブルだよ!
こんな具合に藤井風くんは
私たちのやりとりの中でいつも最後に「神」となる。
そして今日は、あの「藤井風くんそっくりさん」のティモシー・シャラメの主演映画「名もなき者」が公開された。
いつも活動が重なるんですよ、この2人は。
前回は風くんが「tiny desk 日本版」記念すべき第1回目のアーティストとして出演した時と、ティモシーの青い瞳が美しくも哀しい主演作「DUNE砂の惑星2」の公開時。
※もうどっちがどっちなんだかかわからなくなるくらい、魅力が重なる2人について書いたこの記事は、恥ずかしながら私の全記事の中でダントツのアクセス数を誇っています。
今回の映画「名もなき者」で若き日のボブ・ディランを演じているティモシー。
くるくる髪にキャスケット帽。
初っぱなからもう「藤井風」なんですけど!
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そして、なんと信じられないことにティモシーはこの映画全編の楽曲全てを自分で歌っているのだとか!結構な曲数ありましたよ?エンドロールで曲のタイトルが所狭しとぎゅうぎゅうになって流れましたけど、目で追える全てに
「Performed by ティモシー・シャラメ」
と書かれてありました。
いやー、すごくない?
日本で例えたら、長渕剛さんとか玉置浩二さんの映画でご本人の歌じゃなくて俳優さんががっつり歌ってサントラまで発売されるってモンですよ!!
「若き日のウィリー・ウォンカ」を演じた時もティモシーは明るく伸びやかな声でハッピーに歌っておられました。わあ、ミュージカル俳優さんとしても才能あるんだわ!なんて思ってましたけど、今回の「若き日のボブ・ディラン」は訳が違います。フォークの神様と呼ばれるご本人がいらっしゃるのですから。
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ティモシーはちょうどこの時期を演じた。
しかもボブ・ディラン氏は、その生み出す作品の文学性の高さから、2016年ノーベル文学賞を受賞しているのです。驚きですよね、あの村上春樹氏もまだ受賞には至っていないのに。
今回の映画鑑賞中は日本語字幕を見ながら、ティモシーの歌う英語も同時に聞き取ってみました。決して難しい言葉のチョイスではない。誰もがわかる単語。
でもその言葉が詞となって並ぶと・・・
文学賞でしたわ、ほんとに。
アメリカの音楽に少しでも触れたことのある人なら、きっと聞いたことがあると思う不朽の名作、
「Blowin' in the wind」邦題;風に吹かれて
どれだけの道を歩めば 一人前の男とみなされるのだろう
どれだけの耳があれば 人々の嘆きが聞こえるのだろう
どれだけの砲弾が飛び交えば 撃つことをやめるのだろう
どれだけの死を経験すれば 多くの人が死んだと気づくのだろう
友よ、答えは風に吹かれている
答えは風に吹かれている
「答えは 風に吹かれている」!
って、ボブ・ディラン氏と風くんもつながっちゃいましたね。
私の偏見と希望を込めて強引に意訳すると
「人々の嘆きや悲しみも
藤井風くんが穏やかに変えてくれる」的な(笑)
だって、風くんは神様ですもの。
(※原詩にそんな意味は含まれていませんよ)
私の頭の中では、そっくりなお三方、
藤井風、ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランが
ぐるぐるぐるぐる・・・
風に吹かれています
もう、渦を巻くような暴風です