年の瀬にパートナーに病が

 急にちょっと衝撃的なタイトルですみません。先週火曜日に、パートナーからラインがきました。いわく、「hiro君、頭がいたくて死にそう!!助けてぇ!!!」。ただ事ではないと思い、鬱で休んでいたけど車で25分くらいの距離を自宅に急行しました。

 部屋で嘔吐しうずくまり、ぼくに抱きついてくる年上彼女を落ち着かせ、背中をさすりながら「とにかく救急車を呼ぼうよ!」といい、間もなく来た救急車に搬送してもらいました。結果は、「脳血管断裂によるくも膜下出血」。別の大病院に運ばれ、さらに車で1時間走りました。

 パートナーの兄と姉にも連絡を取り、大病院で合流。病状説明に僕も入らせてもらい話を聞きました。検査でICUに5日間ほどいて、その後しばらくはは24時間体制で血圧と点滴で様子を見ることになるだろうとのことでした。
 幸い、入院2日目で個室に移り、親族でない僕もお見舞いに行くことができるようになりました。病院での体の清拭は2日に一回とのことで、綺麗好きな彼女的にはちょっと辛かろうと思い、使い捨ての清拭用ウェットティッシュや果物系ジュースやなんかをドラッグストアで買い、毎日様子を見に行ってます。

 動脈瘤・静脈瘤破裂ではなく、脳内血管の断裂ということで意識はしっかりしていて手足の障害も見られず、会話もしっかりできるのが不幸中の幸いでした。91歳になる彼女のお父さんに彼女のお姉さんが僕のことを伝えると、迅速に対応した僕にものすごく感謝してくれいるとのこと。もともと漁師さんや地域の漁協組合長を何十年も勤められた方で、しかも気性が激しい土佐いごっそうを絵に描いたような人だけに、こっちが恐縮しています。

 我が家では怪我や低血糖で親父を救急車で幾度も運び、ぼくがそばで病状説明を聞いたことはありますが、内臓系の病気のは初めて。それだけに、この1週間くらいはあまり食が喉を通らない状態です。が、パートナーのお父さんや、同じく強面のお兄さん、お姉さんたちからしきりに感謝の言葉をいただくので、「僕もこの世にいて少しは役に立ってるのかなぁ」と、ちょっと嬉しくなってるこの頃です。

 しばらくは病との戦いがつづきます。それでなくても、統合失調症のパートナーとうつ病・自閉スペクトラム症・てんかんを勲章のように持ってる僕。クリスマスと年末を乗り切ろうと誓ってます。

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