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カウンセリングでの気づき

 今日は、うつ病の診察日でした。ぼくが通う病院には、病院専属のカウンセラーさんがいて、カウンセリング料は無料で利用できるのがすごくありがたいです。wais iii もここで受けました。

 自分の思考のクセやゆがみについて、いろいろ気をつかせてもらっていますが、その中の一つに、周りの人と自分を比べてしまい、周りより劣っていることへの恐怖心があります。クラスで一番貧乏だったこと、いや集落一といっていいかもしれません、それが大人になっても強烈に自分の行動を動かしてきました。

 仕事や勉強への傾注がそこから始まったわけですが、それに対してうつ病という病、また元々持っている自閉スペクトラム症というものが、人生の障害に見えてくるようになりました。「もっと賢かったら勝ち組になれるのに!!!」という、強烈な感情を持つようになりました。

 今日のカウンセリングでは、「hiroさんのなかで仕事というものが生活に与える影響力がものすごく強すぎるように思えます。」と指摘されました。また、話すなかで、いままでのぼくの人生で成就したと思ったものが、実は自分が思っていたものと全く違うものだったり、逆に自分が嫌だと思っていたもののなかに宝があったりしたりした経験を思い出しました。

 もちろん、これまで数十年間の思考のクセですから、いますぐにはなかなか治りません。しかし幸いなことに、前述のように、いままでの経験のなかに大きな答えがあることを今日のカウンセリングのなかで知ることができました。

 先のことを考えると不安になることもありますが、前述のことを考えると、今日はちょっと安心できたかなという気がしています。

 家の近くで撮った夕暮れ風景。

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