嘔吐恐怖の話2
嘔吐恐怖の話の続きです。
4年生になってからは嘔吐が怖いと感じた場面は特になく、1番キラキラしてた時期でした。
5年生になってコロナ禍が来て、人間関係から精神的なモノから吐き気を持つようになるようになりました。ある日気持ち悪すぎてお母さんにひたすら怖いと言っていたところ、本当に吐くと思って過呼吸を起こしてしまいました。そのときは近くに大人買いだからよかったけど、1人のときに起きてたらもっと酷かっただろうなと思っています。そこからとあるアーティストさんに救われてある程度元気になって、中2までは嘔吐恐怖はありませんでした。中3になると嘔吐恐怖が進んでいきました。
体育で長距離走をやったとき、4人ずつ一斉に800mを走ってタイムを測るという時間がありました。もともと長距離走は嘔吐が他より多いことをネットで知ったことと、小4のときに体育で吐いた子がいたことか苦手意識を持っていましたが、いつも泣く泣く参加していました。そのタイムを測る時、自分以外の3人が運動部で足が速い子たちでした。最初は1番後ろでもついていけていたのですが、半分すぎたところで追いつけなくなり最終的に半周遅れてゴールしました。そのときに口を大きく開けて呼吸をしていたことから咳が止まらなくなり、嘔吐くまでになってしまいました。怖くなった私は保健室に行き、水を貰って飲みながら落ち着けていました。泣きはしなかったのですが、ひたすら先生に「怖い…」と言っていました。先生は「まあよくあることだから…」みたいな感じでした。落ち着いたけど嘔吐に対する恐怖心は抜けなくて、その場で早退しました。家に帰ったら元気になりました。そのことと、定期考査で点数が大幅に下がったストレスで道端で吐きそうになったことから「ストレスでこんな簡単に吐いちゃうんだ」という気持ちになり、恐怖から別室登校になりました。そのときは水を口に含むと吐き気が収まるので、授業中でもいつでも水を飲んだりしてました。
トイレにも持っていったし、お風呂でも手放せなかったです。精神科でそのことを話したら、「少しずつ手放していくしかない」と言われました。なかなか最初は恐怖心が抜けず、水筒を手放せなかったのですが、何回か吐かない状況が続き「吐かないんだ」ということがわかってからだんだんと手放せるようになり、教室にも少しずつ戻れるようになりました。
そして今に至ります。
終わりに
以上が私の嘔吐恐怖談です。
未だに嘔吐恐怖は抜けないし、きっと高校生になっても、ましてや大人になってもまた新たな課題にぶつかっていくと思います。最終目標である嘔吐に対する恐怖をなくすことにはまだまだ程遠いですし、未だに人が吐いたらその場所には行けなくなりますし、誰かが冗談で「吐きそ〜w」とか言ってると冷や汗止まんないですし、ゲップしてしまうと吐くのでは…??と怖くなります。ですが、きっとぶつかりながらも乗り越えていくことで、いつかみんなと同じように嘔吐に対応できるのではないかとも思えています。
課題と結果のことも書けたらと思いますので、またいただけたら幸いです。
ここまで見てくれてありがとうございました!